ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
それでもやっぱりニューヨークが好き
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私と犬たち 「ルーシー」編 1
2008年 10月 03日 (金) 01:02 | 編集


うちの4代目、名前は「ルーシー」。



性別 女
犬種 母 : コリー
    父 : コリー



1代目以来の純血種です。




ルーシーは4代目とは言っても、
チキータがまだ元気だった頃に、
ひょんなことが切っ掛けでうちに来ることになりました。



ルーシーと出会ったのはアメリカではなく、日本でもなく、
EXの故郷である地中海の真ん中にある島でした。



その切っ掛けとなったのは私とEXとの結婚でした。



私とEXはお互い留学生だったので、
結婚式をするなら家族や親戚が誰もいないニューヨークではなく、
私か彼のどちらかの国でする事にしました。



悩んだ結果、日本では結婚式にかなりの費用が掛かるけど、
彼の国だとご祝儀ですべて賄えるという事と、
観光地としても人気のある国だという事もあって、
私の両親にも良い経験ができるんじゃないかと思い、
彼の国で式を挙げることにしました。



結婚式を彼の国ですると決めたのは良かったんですが、
彼の国では夏の間の週末にしか結婚式は行われないので、
私たちが結婚しようと決めた年の夏は、
すでに式場の予約はいっぱいで出来ませんでした。



仕方がないので翌年の夏に予約を入れたんですが、
結婚すると決めた気の緩みから、うっかり妊娠してしまいました。



計算してみると結婚式の翌月が出産日…



子供が出来たことには素直に嬉しいという気持ちもありましたが、
その反面、




せっかくウエディングドレスを着るというのに臨月状態かぁ…

予定していた新婚旅行、行けるのかなぁ…

っていうか身重の体で帰りの飛行機乗れるの?

空の上で生まれちゃったらどうしよう…




と、いろいろ不安になりました。



それでもまぁ何とかなるでしょう、ということで彼の国に飛び立ちました。




彼の国にいる間、彼のお姉さんの家に滞在していたんですが、
二、三週間くらい経った頃、
彼の実家で飼っているコリーに子犬が生まれたと聞きました。



その数日後、
彼の実家にその生まれたばかりの子犬たちを見に行ってみると、
5匹生まれたと聞いていたのに、
そこにはたった一匹の子犬しかいませんでした。



それもその子犬は、母親から離れた所でひとりキュンキュン鳴いています。



まだ目も開いてない一見ねずみのような子犬が、
母親のおっぱいを求めて這うようにして母親に近づくと、母親は、





「何これ? 変な物が近づいてくる。 いや~ん」





というような顔をしてさっと逃げます。
それを見て、





もしかして育児放棄?





と思った私はEXに他の子犬たちはどうしたのか尋ねました。




彼の父親の話によると、
子犬は5匹生まれたけど次々に亡くなってしまって、
今は一匹だけになったとのこと。




完全に育児放棄です。




他の子犬たちは母親から温めて貰う事も、おっぱいを貰う事もなく、
お腹をすかせたまま死んでいったに違いありません。



一生懸命這って母親に近づいたのに、
取り残されてプルプル震えながら泣いているその子犬を見てると、
何とも言えない堪らない気持ちになって、




「お願い!
 人間用の粉ミルクと哺乳瓶でいいので、
 今すぐ買ってきて!」





と言ってました。




彼の住んでる所は「ど」が付くほどの田舎だったので、
ペットショップが一軒もありませんでした。



生まれたばかりの子犬に、
人間用の粉ミルクで大丈夫なのかどうかわかりませんでしたが、
取り合えずやってみるしかありません。



人肌に暖めたミルクを哺乳瓶に入れ、その子犬の口元に持っていくと、
すごい勢いで咥えつき、ゴクゴクと飲み始めました。



そんなに飲んでも大丈夫なのかな?



と思うほど必死で飲んでるその子犬の姿を見ていると、
妊娠中だったせいなのか、
自分の中から母性が沸々と湧き出てくるのを感じました。





私と犬たち 「ルーシー」編 1

前回まではなるべく一回で書き切ろうと思って頑張ってたんですが、
書くのに時間が掛かりすぎてちょっとしんどくなったので、
今回の話は短く切って小まめに更新したいと思ってます。

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「私と犬たち ルーシー編 2 」へ行く




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私と犬たち 「ルーシー」編 2
2008年 10月 04日 (土) 00:49 | 編集


ミルクをお腹いっぱい飲んで、
その子犬は満足気に私の腕の中でスヤスヤ眠り始めました。



しばらくその可愛い寝顔に見とれていましたが、
そう言えば生まれたばかりの子犬は、
母親が子犬のあそこを舐めて排泄させるんだったと思い出し、
ティッシュをぬるま湯で湿らして、
子犬のあそこをトントントンと刺激してみました。



寝ていたところを突然ひっくり返されたその子犬は、
最初はキュイキュイ鳴いていましたが、
刺激と共にピューっと噴水のようにおしっこが出てきました。




うわっ、本当に出てくるんだ。

おもしろ~い。




と、半信半疑でやってみた私は感動しました。



それから昼も夜も関係なく、
2時間おきに授乳と排泄の世話をしました。



その様子をEXの家族や友達が見て、




「ukainouがもうママになってるよー。

 一体いつ生まれたんだい?」




「もうすぐ生まれてくる赤ちゃんの為に、良い練習になるよ。」




と言ってました。




毎日たくさんミルクを飲んで、安心して眠っているその子犬を見ていると、
二日後にはニューヨークに帰るのに、
これ以上情が移るとまずいなぁと思いながら、




ふと、




私がニューヨークに帰った後、

一体誰がこの子の面倒看るんだろう???







と、重大な問題を忘れていた事に気づきました…







私と犬たち 「ルーシー」編 2

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「私と犬たち ルーシー編 3 」へ行く




私と犬たち 「ルーシー」編 3
2008年 10月 05日 (日) 07:35 | 編集


私が帰った後、誰がこの子の面倒看るんだろう…



と一抹の不安を抱えながら、
翌日、その子犬を連れてEXの実家に向かいました。



EXのご両親は元気にしている子犬を見て喜んでいました。



そして私が、



「まだ2時間おきにミルクと排泄の世話をしないといけないけど、
 後はよろしくお願いします。」



と言うと、



「えええ??? 無理、無理!
 そんなことできるのukainouくらいだよー。
 ここにはそんな世話できる人間は誰もいないよー。」



との事。



やはり私の不安は的中しました。



考えてみたら最初から子犬の世話なんてできる人がいないのは明確でした。



それならあの時助けないで、他の兄弟たちと一緒に死なせたほうが良かったのか。



お腹をすかせて泣いているこの子を見た時、
無我夢中で先の事はまったく考えていませんでした。




「誰か他に貰ってくれる人いませんか?」




と聞いてみましたが、やはり誰もいないとの事…




どうしよう…

私にはチキータがいるし、
もうすぐ赤ちゃんが生まれる状態で、もう一匹犬を飼うなんて無理。

それもこんな生まれたての子犬と赤ちゃんの両方を世話する自信は正直無い…

それになんてったって私は明日アメリカに戻るので、
今からいろんな手続きをするのは不可能…

かと言って、私がこの子をこのままここに置いていったとしたら、
この子はお腹をすかせてただ死ぬのを待つだけだろう…




どうしよう…





どうしよう…





どーしよーーー???!!!









しばらく悩んだ後、







決めた!







こうなりゃ、強行突破だ!!!





何とかなる!





何とかしてやる!







土壇場になったら根性の座る私は、
この子犬を手荷物の中に隠し持って、アメリカに入国する事に決めました。



ただ無事手荷物検査をパスして飛行機に乗れたとしても、
長時間のフライトの間、2時間おきに世話をしないといけないので、
隠し通せるものでもありません。



それに無事アメリカに到着したとしても、
アメリカの検疫で見つかってしまうかもしません。






でももうこうなったらやるしかない!







翌日の朝、空っぽの靴箱に子犬を入れ、




「ちょっとの間、我慢しててね。
 一緒にアメリカに行こうね」




と子犬に語りかけ、ドキドキしながら空港に向かいました。




果たして無事にアメリカに入国できるのであろうか?

この子犬の運命は如何に?





私と犬たち 「ルーシー」編 3

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「私と犬たち ルーシー編 4 」へ行く




私と犬たち 「ルーシー」編 4
2008年 10月 07日 (火) 17:05 | 編集


空港に着いた時、本当はかなり緊張していましたが、
それを悟られないように冷静を装って、
チェックインカウンターに向かいました。



チェックインの最中も、いつ子犬が鳴き出すかとハラハラしてましたが、
何事もなく無事チェックインできました。





問題はセキュリティーチェックでした。





9.11のテロより随分前の話なので、
今ほど厳しいチェックはありませんでしたが、
それでも手荷物検査とボディーチェックがあります。



空港に着くまでX線検査機の存在をすっかり忘れていた私は、
大きく立ちはだかるX線検査機の前で立ち尽くしてしまいました。



機械に弱い私はX線検査機が生物にどんな影響を与えるのかわからなくて、
もし子犬をそのままX線検査機の中に通してしまったら、
体に何かしらの害があるんじゃないかと不安になりました。



X線検査機の前で、




このまま一か八か通してみようか。

あぁ、でもやっぱりこんな事で万が一死なせてしまったら可哀想だし…

それとも一旦戻って、子犬を服のポケットの中に隠して入ろうか…

あー、でもそれだとボディーチェックでばれるし…




と、いろんな考えが頭の中でグルグル回って躊躇していると、




「早く荷物をここに通して下さい。」




と、係員の人に急かされました。

咄嗟に、




「このカバンの中の箱の中に子犬が入ってるんですが、
 それも手荷物と一緒に通さないといけませんか?」




と言ってしまいました。

言ったと同時に、




あぁ、もうこれでばれてしまった。

この子犬とも最早ここまでかぁ…




と悔しい気持ちでいると、その係員は驚きもせず普通に、




「その箱だけカバンから出して、一緒にここに通して下さい」




と、言うではありませんか!



予想とはまったく違う反応に、内心、




え???

それでいいの???

犬だよ?

申告してないんだけど?

何でそんなに普通の対応なん???

いくらおおらかな国だからといって、

セキュリティーもそんなにおおらかでいいの???




と、係員の態度に唖然としました。



でもここはなるべく私も彼と同じテンションでいこうと思い、




「わかりました。
 でも子犬をX線検査機に通しても何も問題ないんですか?」




と聞くと、




「大丈夫だから早くして」




とさらに急かされたので、
カバンから子犬が入ってる箱を取り出して、
ベルトコンベアーの上に置きました。



子犬が入った箱は他の手荷物と一緒に前に進むうち、
あちこちに突っかかって、
2,3度ひっくり返ってしまって心配でした。



それでも無事箱から飛び出すこともなく、X線検査機から出てきました。



箱を開けて中をチラッと見てみたら、
怖かったのかキュイキュイ鳴いてます。



取り合えず元気そうだったのでホッとして、
再び箱をカバンに閉まってセキュリティーから離れました。



搭乗ゲートに向かいながら、




X線検査機の中を通る時って、
やっぱり骸骨状態で映ってるのかなぁ?

もしそうならさっき真剣にモニターをチェックしていたあの人達も、
突然子犬の骸骨が現れてびっくりしたやろうなぁ。




と、子犬の骸骨がモニターに映ってるのを想像して、
思わず笑ってしまいました。



こうして無事最初の難関であるセキュリティーを突破した私たちは、
更なる難関へと進みました。





私と犬たち 「ルーシー」編 4

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「私と犬たち ルーシー編 5 」へ行く




私と犬たち 「ルーシー」編 5
2008年 10月 09日 (木) 16:38 | 編集


搭乗ゲートを確認した後、
子犬にミルクをあげるために、人目に付かない場所を探して移動しました。



とは言ってもどこに行っても人はいるので、
比較的人通りの少ない場所にあった椅子に座って、
箱から子犬を出しました。



係員が言っていたように、X線検査機の影響はまったくないようで、
ミルクを鼻の前に持っていくと、勢い良くゴクゴク飲み始めました。



その様子に気づいた通行人たちが、




「見てみて! ねずみがミルクを飲んでるわ。」




と、口々に指差しながら通り過ぎます。




ある人は近寄ってきて、




「あのー、ちょっとお伺いしたいんですが、
 何故、ねずみを連れてきてるんですか?
 ペットなんですか?」




と聞いてくる人もいました。




これはねずみではなく、犬なんだと答えると、




「えええ??? こんな小さいのが犬なんですか?
 もしかして生まれたて?
 そう言えばまだ目も開いてないようですが、
 何故、生まれたての子犬を連れて来てるんですか?」




「それは母親が育児放棄しまして…かくかくしかじか。」




ってな感じで会話が弾み、人目に付かない場所を選んだはずが、
十分目立っていた私たちでした。





そうこうしてる間に出発時間になり、
子犬を再びカバンの中に隠して飛行機に乗り込みました。



座席は3人席で、私が窓際、その隣がEX、
そしてEXの隣が知らない誰かということになっていました。



他の乗客はともかく、
そのEXの隣に座るであろう人には100%子犬の存在に気づかれるので、
見つかる前に先に断っておこうと思っていました。



通常、白人系の人達は子供と動物に対しては優しい人が多いので、
私が子犬の存在を知らせたら、




「子犬? 見せて見せて!
 うっわー、可愛いね!!
 抱っこさせてくれる??」




てな感じになるだろうと、勝手に楽観視していました。



それでもなるべく動物好きで優しげな人が座りますように…



と祈っていたら、
やって来たのは黒いスーツに黒い帽子、
クルクルもみあげのウルトラオーソドックス(超正統派)のユダヤ人の男性でした。



一見どうみても動物好きそうには見えません。



それもその彼は座席に座るまでの間、
カバンの中身を出したり入れたり、
カバンをあっちに持っていってみたり、こっちに持ってきてみたりと、
挙動不審な行動をしています。



その様子を見ていたフライトアテンダントが近寄ってきて、
そのユダヤ人と何やら揉めています。




何だか嫌な感じだなぁ…




と思いながら彼のほうを見ると、
彼が持ち込んだ二つの大きなカバンの中には、
山ほどのチーズとハムがぎっしり詰まっています。



それも真空パックではなく、無造作にビニール袋に入れてあるだけでした。



揉めているのはその食料のようで、
フライトアテンダントが、




「真空パックではない生物をこんなに大量に持ち込むことはできない。」




と、彼に説明してましたが、
彼とはなかなか話が噛み合わないようで、
しばらくして説明するのを諦めたようで去っていきました。




その会話を横で聞きながら、




「私も真空パックでない生物持ってるから怒られるのかなぁ。」




と、ヒヤヒヤしていました。




それにしてもこのユダヤ人の彼、
顔も青白いし、挙動不審だし、見るからに神経質っぽいし、大丈夫かなぁ…?
と、心配になりつつも、




「あの~、実は私、子犬を一緒に連れてきていて、
 2時間おきにミルクをあげないといけないので…」







「いぬぅ~~~~????!!!!」






と、まだ話の途中だったのに、彼の興奮した大声で遮られました。

慌てた私は、




「あ、犬と言っても生まれたてなので、ねずみみたいにすっごく小さいんですよ。」




と、ニッコリ作り笑顔で言いましたが、
彼の興奮は収まるどころか更に加速して、







「僕は犬が怖いんだーーーーー!!!!」







「どんなサイズであろうが怖いんだーーー!!!」








「誰かーー!

 誰かーー! 

 早く来て下さーーーーい!!!」








と、叫びながら立ち上がってコールボタンを押しまくりました。





その様子を唖然として眺めながら、





こ、こ、怖いって…

こんな目も見えてない歯も生えてない子犬ちゃんなのに…






あんたの行動のほうが怖いわーーーー!!!

お前、それでも男かーーーー???!!!






と、パニクってる彼に対して内心毒づきながらも、





こんな騒ぎになってしまって…







もう絶体絶命だ…







と、この期に及んでどうすることもできず、
こっちに向かって駆け寄ってくるフライトアテンダントたちを呆然と眺めていました。





私と犬たち 「ルーシー」編 5

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「私と犬たち ルーシー編 6 」へ行く




今日はお休み
2008年 10月 11日 (土) 02:50 | 編集


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昨日は熱が出て一日ぐったりしちゃったので、

今日は続きを書こうと思ってPCの前に座ったんですが、

ボーっとしちゃって脳みそが思うように動かないので、

すいませんが今日もお休みさせていただきます。





それにしても今日もダウ下がりまくり~~~。

一体どこまで落ちれば気が済むの~~~?

まるで底無し沼のようだわー。





一ヶ月くらい前に已む無くデイトレを撤退してからというもの、

復活を望んで一応毎日チェックはしてたんですが、

もう望み無くなりましたわー。

今後の身の振り方を真剣に考えないと…





私のデイトレ人生、

良かったのは最初だけで、

後はさんざん苦しみまくりでしたわ…

結局詳しくなったのは必勝法じゃなくて、

マージンコールについてばかり…

(あ、最近はメインテナンスコールもお得意分野よ!)





「株に勝つ!」っていう本じゃなくて、

「マージンコール必勝法!」っていう本書こうかなぁって思ったくらい(売れない売れない)。





それにしてもAIGの関係者が、

救済一週間後に4500万円も使って高級リゾート地で豪遊していたなんて、

許せませんわーーー!!!

私なんてサブプライム以降、

大好きな外食もほとんどしてないっていうのにさー。





明日は二つパーティの予定があるので、

今日は明日に備えてゆっくりして、

弾丸トークでストレス発散してきます!





あー、それにしても鼻水が止まらないよー。





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私と犬たち 「ルーシー」編 6
2008年 10月 12日 (日) 20:57 | 編集


コールボタンを押し捲りながらパニックになっているそのユダヤ人男性に、
二人のフライトアテンダントが駆け寄ってきて、




「どうなさいましたか?」




と声をかけました。



するとそのユダヤ人男性は、





「彼女たちが犬を連れてきてるって言うんだ!

 僕は隣に犬がいるなんて聞いてない!!

 僕は犬が怖いんだ!!!」






と大声で訴え始めました。




もうこうなったら今更ジタバタしても仕方がないので、
ここは取り合えず許可なく犬を持ち込んだ事は置いといて、
堂々と振舞うしかないと覚悟を決めた私は、




「犬と言ってもまだ生まれたてで、すっごく小さい赤ちゃんなので、
 噛んだり吠えたりしませんよ。」




と言いました。

するとフライトアテンダントが、




「ちょっと見せて貰えますか?」




と言ったので、内心、何を言われるのかとドキドキしながらも、
冷静を装って箱の蓋を開けました。

すると、






「まぁ! とーーっても可愛い

 ハナ!ほら、見てみて!

 とっても可愛いちっちゃな仔犬ちゃんよ~」







と、その彼女は黄色い声を上げて、
もう一人のフライトアテンダントに向かって言いました。



その彼女の反応に、




(おっと、意外にも何だかちょっとこっち寄りモードだわ)




と思っていると、その隣で怒りに震えているユダヤ人男性が、






「サイズは関係ないんだ!!

 ベイビーであろうがなかろうが、

 僕は怖いし嫌なんだ!!」







と叫びました。



するとフライトアテンダントが、




「OK、 OK、落ち着いて下さい。
 すぐにどこか別の席に移れるように手配しますから。」




と言い、私達の座席より前のほうに座っていた白人男性の乗客に、
席の移動が可能かどうか聞いてくれました。



その男性はこっちの話が聞こえていたのか、
快く笑顔で席の移動に同意して、
手早く荷物をまとめて私たちの席のほうにやってきました。



そのやり取りを見ていたユダヤ人男性は、
席を譲ってくれた男性と視線すら合わせないまま、
そそくさとその彼が座っていた席に移動していきました。



荷物を持ってやってきたその白人男性に、




「お手数かけてどうもすいませんでした。
 お陰様で助かりました。」




と言うと、




「ぜんぜん気にしないで下さい。
 それにしても何だか変わった人でしたよね。」




と、ニコッとしながら言ったので、
本当は申告せずに持ち込んでいる自分たちにも否はあるとは思いつつも、





「そうでしょ?
 犬が怖いっていうのは仕方ないけど、
 目も見えてない生まれたての子犬に、
 あそこまでパニックになるなんてびっくりしましたよ。」




と言うと、彼はニコニコしながら、




「その子犬見せて貰えますか?」




と言われたので、再び箱の蓋を開けて子犬を見せ、
3人で和気藹々としていると、
さっきのフライトアテンダントが戻ってきました。



今度こそ何か言われるのか?



と一瞬、ドキッとすると、
彼女はその白人男性に席の移動の件についてお礼を言い、
私たちに向かって、




「さっきの彼にはあちらのほうに移動してもらったので安心して下さいね。
 それにしても何でこんなにキュートな仔犬ちゃんの事が怖いのかしらね~」




と言いながら私たちに向かってウィンクしました。

そして、




「ちょっとその仔犬ちゃん、抱っこさせてもらってもいいですか?」




と言われたので、




「もちろん!!!」




と答えた後、心の中で、




(思いっきり守ってオーラ出すんだぞ~)




と、子犬に語りかけながら彼女に手渡しました。




すると彼女は嬉しそうに抱っこしながら、




「可愛いわねー。 とってもキュート!
 このまま一緒に連れて帰りたいわー。」




と、もう一人のフライトアテンダントに向かって何度も言い、
子犬の守ってオーラにメロメロ状態のようでした。



そして私たちに子犬を返した後、




「どうしてこんな生まれたての子犬を連れてきてるんですか?」




と聞かれたので、これまでの経緯を話すと、




「そうだったんですかぁ。
 この仔犬ちゃんはあなた達に出会えてラッキーだわ!
 他の兄弟の分も元気で長生きしないといけないわね!」




と言いました。




その様子を見ていた周りの乗客たちも、ニコニコ顔でこっちのほうを見ていて、




うわっ、何だかむっちゃほのぼのモードやん。

これって急場をしのいだってこと?

何とかなったってことかな?

っていうか申告してないってことに気づいてないのかな?

それとも見逃してくれるっていうことなのかな?

どっちかわかんないけど、余計な事は言わないでおこう。




と心に決めました。




そしてふと移動していった例のユダヤ人の男性の事が気にかかり、
彼のほうを見てみると、
相変わらずその席でも荷物を出したり入れたり、座ったり立ったりと、
何をしたいのかよくわからない挙動不審な行動をして、
隣の人が怪訝な顔をして彼を見ていました。



そして彼は飛行機が飛び立って、シートベルトのサインが消えると、
トイレに入ったきり出てこなくなりました。



不審に思ったフライトアテンダントが何度ドアをノックしても無反応で、
1時間くらい経って騒ぎになりかけた時、ようやく中から出てきました。



彼は中で体を洗っていたのか、
トイレの中は使用不可能になるほどびしょぬれ状態になっていて、
フライトアテンダントを困らせていました。




一体彼は何だったんでしょうか…

最後まで謎の人でした。




ただあまりにもその彼の行動が目立っていたおかげで、
私たちの存在が薄れたのか、
私たちはその後何事も無く、
アメリカまで堂々と子犬を箱から出して世話をしながら、
無事ニューヨークのJFK空港に到着しました。



飛行機を降りる時、
お世話になったフライトアテンダントの二人が、
子犬との最後のお別れの挨拶の為にわざわざやって来てくれました。



結局何故なのかはわかりませんが、
申告していない犬を連れて飛行機に乗っていても、
最後まで何もその事に関して咎められる事はありませんでした。



残る問題は入国審査と税関での最後の荷物チェックです。



JFKは地中海ののどかな国とは違ってチェックが厳しいので、
今までよりさらに緊張感が高まっていきました。





私と犬たち 「ルーシー」編 6

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「私と犬たち ルーシー編 7 」へ行く




私と犬たち 「ルーシー」編 7
2008年 10月 14日 (火) 17:13 | 編集


イミグレーションでの入国審査というものは、
何も後ろめたい事が無い時でも、
もし入国できなかったらどうしようと毎回ドキドキしてしまうものなのに、
今回は不法持込み実行中なので、かなり緊張していました。



審査中に子犬が鳴き出したり、ゴソゴソ動き出したりしたらどうしよう…



それに学生ビザの身分なのに、臨月の妊婦っていうのもやばいのかも…



妊婦だからと言って入国できないことはないだろうけど、
永住目的と疑われて別室に行く羽目になったら、
100%子犬の存在がばれてしまう…



と、考え出したら不安な事がいっぱいありましたが、
ここで少しでも疑わしい態度を取ったらおしまいなので、
子犬が審査中に鳴き出さない事だけを祈りながら、
審査の列に並んでいました。



なるべく優しそうな人に当たりますように…



という願いも空しく、私が当たった審査官は目つきの鋭いおじさんでした。



出っ張ったお腹に気づかれないように、
ジャケットをお腹の前で持ったまま彼のほうに向かい、
笑顔と共に明るく、ハイ!と言いながらパスポートを渡しました。



そしてそれと同時に子犬が入ったカバンを、
子犬が鳴いてもおじさんに聞こえないように私の足元に置きました。



ニコリともしないおじさんの鋭い目を見ていると、
すべてを見透かされてるような気分になりましたが、
この目に負けて堪るかーっと自分に活を入れながら、
努めて普通に受け答えしました。



いろいろ質問された後、
それまで不機嫌そうだったおじさんが初めて私に向かってニコッと微笑みながら、




「Have a nice day !」




と、言いながら私のパスポートを差し出した瞬間、





勝った…





と、一人勝手に勝利の気分に酔いました。



そしてパスポートを受け取りながら、





「(気づかないでくれて)Thank you very much ! 」 





と、勝利の笑顔で彼に言って、イミグレーションを後にしました。





イミグレーションの次は最後の砦となる税関です!





税関では恐怖の荷物検査がありますが、
一見善人顔の私は(ほんまかい?)、
手荷物まで細かくチェックされる事は無いだろうから、
気をつけなくてはいけないのは子犬の鳴き声だけだと思っていました。



でもまさかあんなのが税関にいるとは、

想像すらしていませんでした…





私と犬たち 「ルーシー」編 7

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「私と犬たち ルーシー編 8 」へ行く




私と犬たち 「ルーシー」編 8
2008年 10月 15日 (水) 23:54 | 編集


荷物受取所でスーツケースを受け取った後、
最後の砦となる税関に向かいました。



今まで何度も税関を通っているけど、
運悪く検査官の目に留まって荷物を細かくチェックされた経験は過去に一度だけだし、
特に今回私はお腹の大きな妊婦なので、
怪しまれることはないだろうと思いながら列に並んでいました。



それでも心に後ろめたい事があると、
否応無しに心臓はドキドキしてきます。




子犬でもこんなにドキドキするのに、
麻薬とか犯罪に関わるものを持ち込んで来る人たちって、
一体どういう神経してるんだろう。

並大抵の神経じゃないなぁ。

でもだからこそ犯罪が犯せるのかぁ。




と、妙な事で関心していると、
ふと、遠くのほうで不自然な動きをしているものが目に入りました。




何だろうとそっちのほうを見てみると、


それはなんと、


2人の警察官に連れられた、






麻薬探知犬2匹!





でした。



その麻薬探知犬2匹はさすがその道のプロらしく、
機敏な動きで乗客の荷物を一つ一つクンクン臭いながら、
こっちに向かってやって来ます。



普段の私なら、





さすが働くわんちゃん、カッコイイ~

お仕事頑張ってね~ (o^-^)尸~
 フレ~フレ~





と、目を細めて眺めていたでしょうが、

この時ばかりは、





ひえ~~~! シッシッ! あっちへお行き! 

こっちに来るんじゃないわよっ! (゛Д゜;)〃
シッシッ!





と、叫びたくなるのを我慢していました。



犬の嗅覚なら100%私のカバンの中の子犬の存在に気づかれるでしょう。



犬は犬に出会うと興奮するので、
麻薬じゃなくても反応するんじゃないかと思い、
心臓がバクバクしてきました。





さて、どうしよう…

何気なくトイレに行くふりして列から離れようか…

いや、そんな事したら余計に怪しまれるかも…

でもこのままだと気づかれてしまう。

あ、どんどん近づいてくる!ヤバイ!

どうしよう、どうしよう~~~!!!





麻薬探知犬が数メートルまで近づいて、
なすすべも無くカバンを胸に抱き背中を向けると、
麻薬探知犬は私のカバンに何の興味も示さず、
そのまま素通して荷物受取所のほうに向かって行きました。




その瞬間、ほーーーーっとして、全身の力が抜けそうになりました。




麻薬探知犬はやはり麻薬にしか反応しないようでした(当たり前か?)。




ホッとしながら荷物受取所でお仕事をしている麻薬探知犬を眺めていると、
いつの間にか私の順番になっていました。



動物は持ち込んでないと記入した税関申告書を検査官に渡し、



「何か申告するものはお持ちですか?」



との質問に、



「何もありません。」



とだけ答えました。




検査官はチラッと私の顔を見ただけで、
何もチェックされることも無く無事税関も突破し、
緊張感いっぱいだった私たちの旅は終わりました。



こうして晴れてヨーロッパ生まれの子犬ちゃんは、
育児放棄した母親から逃れ、
アメリカに亡命することができました。




もうビクビクすることはない。

これで一安心!




と思ったのも束の間の事で、
この子犬ちゃんにとっての試練はまだまだ続くのでした…





私と犬たち 「ルーシー」編 8

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私と犬たち 「ルーシー」編 9
2008年 10月 17日 (金) 16:56 | 編集


久しぶりの我が家に戻ると、
チキータ(当時飼っていた犬)が大喜びで飛びついてきました。



カバンの中に入っている子犬にはぜんぜん気づいてないようです。



取り合えず部屋に入り、
荷物を降ろしてチキータと再会の喜びを分かち合った後、




「この中に何が入ってるでしょー?」




と、言いながら子犬が入った箱をカバンから取り出しました。



チキータは尻尾を振りながら箱をクンクン臭っています。




「ほら、子犬ちゃんでーす!」




と言って蓋を開けると、
チキータは箱の中を覗き込み、
鼻を子犬に近づけてクンクン臭っています。



もしかしてチキータが母親代わりになってくれるかな?



という甘い期待も少しだけありましたが、
子供を産んだ経験が無いチキータにとって、
子犬は何だかよくわからない存在だったようで、
一頻り臭うともうあまりその後は関心を示しませんでした。



チキータへの挨拶が終わったので、
次は一緒に暮らしていたミキに見せに行きました。



ミキは私たちの結婚式に参加する為、EXの国まで来てくれていましたが、
チキータを残してきたので、私たちより先に帰っていました。



私が子犬に会ったのはミキがニューヨークに帰ってからなので、
ミキは私が子犬を連れて帰ってきた事をまったく知りません。



どんな反応するかなぁ?



と思いながらミキの部屋に行き、




「ミキ、良いもん見せよっか?」




と言うとミキが、




「何?何?」




と言いながら近づいて来たので、




「ほら、これ。」




と言って子犬を出しました。




その時彼女は私があまりにも無造作に子犬を片手で掴んでホイっと見せたので、
自分へのお土産に、




リアルなネズミのゴム人形




を買ってきたんだと思ったらしいです。



(何でそんな物お土産に買うねーん)





彼女の手のひらに子犬を乗せると、




「うわ!! あったかい! これ何? 生き物???」




と、まさか犬だと思っていなかった彼女はびっくりしていました。



これが子犬ちゃんとミキとの出会いでした。



この時の彼女はまさかこの子犬が、
彼女の人生にとって掛け替えの無いものになろうとは
まったく思ってもいなかったことでしょう。



子犬ちゃんの名前は、
「I love Lucy 」というアメリカのテレビ番組から名前を貰って、
「ルーシー」と名づけました。



最初は目も開いてなくて手のひらに乗るサイズだったルーシーも、
だんだんと目が見えるようになり、
歩けるようになり、
日々成長していきました。



そして生後3週間くらいで離乳食を始め、
すべてが順調にいってると思っていたある日の朝、
ルーシーは調子が悪いのか、あまり元気がありませんでした。



それでも離乳食は食べたし、ミルクもちゃんと飲んでいたので、
大丈夫かなぁと思いながらも様子をみていると、
だんだんと熱が出てきました。



生まれて初めて熱が出たので心配でしたが、
その日に限って夕方からどうしても出かけなくてはいけない用事があり、
後ろ髪を引かれながらも家を出ました。



外出中もルーシーがどうしているか気が気じゃなくて早く家に帰りたかったけど、
結局家に戻れたのは夜遅くなってからでした。



家に着いて即効でルーシーの様子を見に行くと、
ルーシーは仰向けに寝転んだままぐったりしていて、
時折ヒクヒクするだけでほとんど動きませんでした。



声をかけてみても反応もありません。



慌てて熱を測ってみると、びっくりするほどの高熱が出ていました。



この状態は素人の私でもかなりヤバイ状態だとわかりました。



まさかこんなにひどくなるとは思わなかったにしろ、
病気のルーシーを置いたまま外出した事を後悔しました。




「ルーシーごめんね。 しんどかったね。 一人にしててごめんね。」




と何度も声をかけたけど、
ぐったりしてるだけでやはり何の反応もありません。



泣きそうになっているとEXが、





「これからすぐに病院に連れて行こう。」





と言いました。




「病院って言ったってこんな時間どこも開いてないよ…」




インターネットのない時代だったので、
どうしたらいいのかわからず途方に暮れてそう言うと、





「絶対どこか開いてるはずだから。」





と言って、あちこちに電話して調べてくれ、
マンハッタンにあるAnimal Medical Centerという動物病院が24時間対応していると聞き、熱で朦朧としているルーシーを抱えて慌てて家を飛び出しました。





私と犬たち 「ルーシー」編 9

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まとめ
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