ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
それでもやっぱりニューヨークが好き
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EXからの手紙 「私とEX (元夫) 68 」
2009年 06月 02日 (火) 19:23 | 編集

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EXから送られてきた手紙には、
私にとって衝撃的な事実が書かれていました。



ドミトリーの件は怪しいとは思いつつ、
心のどこかで信じていたにも拘らず、
やはりEXはドミトリーなんかに住んでいませんでした。





それだけならまだしも、EXは…





あの時鉢合わせした女と
一緒に住んでいたのでした!!!






まさか女と一緒に住んでいるとまでは思っていなかった私は、
あまりの驚きで心臓がバクバクして、手紙を持つ手が震えていました。



彼女と一緒に住む為に引越ししたということは、
EXとギクシャクし始めた頃から二人は付き合っていたという事です。



EXの挙動不審な行動に耐えきれなくなった私が彼と別れようとすると、
必死になって私を繋ぎとめようとしていた癖に、
自分は他の女と一緒に住んでいたんだと思うと、
怒りを通り越して悲しくなっていました。



EXの手紙によると、その彼女とは彼のバイト先で知り合ったらしい。



彼が働いてる日にその彼女が何度か客として食事にやって来て、
次第に親しくなったとの事。




「彼女と出会った瞬間、つい舞い上がってしまったけど、
 それは単なる一時的なパッションでしかなかった。」



「時間が経つにつれ、その事に気がづいて、
 自分が犯した過ちに苦しんでいた。」



「ukainouが他の男と付き合い出した時、
 自分が蒔いた種でこんな結果になってしまって、
 悔やんでも悔やみきれなかった。」



「ukainouがいなくなって、
 どんなに君が自分にとって大切だったのか改めて気づいた。」




と、長々と彼の後悔している気持ちが書かれていました。



その彼女とは私と鉢合わせする前からギクシャクしていたらしかったけど、
鉢合わせした日の夜、疑惑を持った彼女が彼の持ち物を探って、
私とEXが彼の国で彼の家族と過ごしてる写真や、
日本で私の家族と過ごしてる写真などを見て、
私とEXの関係の深さを知って発狂したらしい。



それからのバトルは凄まじく、
ようやく最近になって彼女が引っ越しして別れたらしい。




「たくさんの嘘をついてきて本当に申し訳なく思っている。
 許してくれなんて言える立場じゃないけど、、
 ukainouには本当の事を言わなきゃいけないと思った。」




手紙の内容は全部は覚えてないけど、
筆不精で手紙なんて書いた事がなかったEXが、
長々と何枚にもわたって必死で彼の気持ちを伝えようとしているのはわかりました。



でも女と一緒に住んでいた事実は私にとってあまりにも大きくて、
これからどうしたいのか自分でもわからなくて、
そのまま返事を出せないでいました。





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美術館での出会い 「私とEX (元夫) 69 」 へ行く




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美術館での出会い 「私とEX (元夫) 69 」
2009年 06月 05日 (金) 00:39 | 編集

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気分転換も兼ねて訪れたルーブル美術館で、
一人のんびりと絵を眺めていると、
突然そこに居たフランス人の警備員に話しかけられました。



普段の私なら、男が女に声をかけるのが当たり前のフランスで、
こんなふうに話しかけられても適当にあしらって相手にする事はありませんでしたが、
その日はEXの事で気持ちがダウンだったのと、
その警備員のルックスが私の好みだったという事もあって、
立ち止まってその彼と少し会話を交わしました。



すると彼が、



「もっといろいろ話したいけど、もう仕事に戻らないといけないので、
 もし良かったら仕事が終わった後に会いませんか?
 パリの街をいろいろ案内しますよ。
 後、1時間くらいで終わるので、ロビーで待ち合わせましょう。」




そう言って私の目をじっと見つめました。




軽いな。




と内心思ったけど、その日は特に用事もなかったし、
何となくこのまま家に帰りたくない気分だったので、
美術館を散策した後、約束していたロビーに向かいました。





ここのところちょっと忙しいので、短い更新ですいません。

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葛藤 「私とEX (元夫) 70 」 へ行く




葛藤 「私とEX (元夫) 70 」 
2009年 06月 06日 (土) 14:54 | 編集
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ロビーに着くと、私服に着替えたさっきの警備員が私を見つけて手を振りました。



制服の時より若く見えたので、
もしかして私より年下なのかもかと思いました。



二人で美術館を出た後、
その辺をブラブラ散歩しながらお互いの事について話をしました。



彼の名前はアラン(仮名)。
年齢は24歳で私と同じ歳。
現在、大学に通っていて、寮に住んでいる。
ルーブル美術館での警備の仕事はバイトらしい。



彼は自分の事をいろいろ話してくれましたが、
虚言癖EXの影響もあって、
今日会ったばかりの彼の言う事をすぐには信用できませんでした。




「本当に24歳なの? もうちょっと若く見えるけど?」



「ほんとだよ。」



「ほんとに? じゃ、免許証見せてよ。」



「いいよ。」




彼が取り出した免許証を手にとって、
名前や年齢などの情報に嘘がないか、すばやくチェックしました。




「ほんとだったでしょ?」



「うん、合格!」




そう言って彼に微笑みかけました。




それからアランはパリの街をあちこち案内してくれ、
あっという間に日が暮れてしまいました。





ライトアップされたエッフェル塔を二人で芝生に座って眺めていると、




「今日これからうちに来ない?」




と口説きモードに入ったアランが、私の目を見つめながら言いました。




キタ、キタ、キタ!!


やっぱりコイツ軽いなぁ。




と少しがっかりしながらも、
EXだって好き勝手やってたんだから、
私だって好きにしたっていいんじゃないかと、
復讐心のような、自暴自棄な感情が出てきて、




やっちゃえ! やっちゃえ! 

私だってやっちゃえ!!





と悪魔の囁きが聞こえてきました。



でも同時に、さすがに今日会ったばかりの良く知らない人と、
いきなりそういう関係を持つのは怖いという気持ちもあり、
私の中で二つの異なる感情が葛藤していました。




そして悩んだ結果、





「今日はもう遅いし、やっぱり帰るわ」





とすんでの所で理性が働いた私は彼に告げ、 
その日は連絡先だけ交換し合って家路につきました。





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欲望 「私とEX (元夫) 71 」 へ行く




欲望 「私とEX (元夫) 71 」 
2009年 06月 08日 (月) 18:35 | 編集

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次の日、さっそくアランから電話がかかってきました。




「明日はバイトも学校も休みなので、映画でも観に行かない?」


「うーん、そうやねぇ… 
 私は12時に学校が終わるので、それからだったらいいよ。」




そして次の日、学校が終わってからアランと待ち合わせて映画を観に行きました。



せっかくフランスにいるんだから、フランス映画を観たい気もしたけど、
字幕なしではまったく内容がわからないので、
結局無難にアメリカ映画を観る事になりました。



映画を観終えた後、感想を語り合いながら、
アランは自然に私の手を取って歩き出しました。



好きでも何でもない人と手を繋ぐ事に抵抗を感じながらも、
何故かその手を振り払えないまま、
アランに連れられてパリの街をあちこち散策しました。



さすがに地元出身のアランはいろいろ詳しくて、 
彼とのパリ観光をそれなりに楽しんでいました。



そして日も暮れ掛かった頃、




「お腹すいてない?」




とアランが聞いてきました。




「うん、そうやね。すいてきたね。 どこかに食べに行く?」



「それもいいけど、それより僕の手料理をご馳走したいから、
 これからうちに食べに来ない?」



「え? だって寮なんでしょ? キッチンあるの?」



「共同ですごく小さいけど十分料理できるよ。」



「そうなんだ。」



「だから今から行こうよ。」



「うーーーん、でもさぁ…」



「そんなに悩まないで、とにかく食べにおいでよ。」





そう言って私を見つめるアランの目は




「欲望」




で満ち溢れていました。




それまで愛情が感じられない欲望のみのセックスなんて持った事がなかったので、
果たして本当にそんな事をしていいのか躊躇しましたが、
押しつぶされそうな孤独感と多少の好奇心に結局負けて、
躊躇いながらもそのまま彼の住む寮に向かう事になりました。





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初訪問 「私とEX (元夫) 72 」 へ行く




初訪問 「私とEX (元夫) 72 」
2009年 06月 09日 (火) 16:43 | 編集

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アランが住んでいる大学の寮に向かう途中、
今夜の食材を調達する為にスーパーに立ち寄りました。



スーパーであれこれ二人で買い物をしていると、
何だか普通のカップルのような気もしてきて、
緊張感が薄れた私はだんだんと楽しい気分になっていました。



たくさん買った食材を抱えて大学の敷地内に入ると、
中はとても広く、似たような建物が多くて、
駅から彼が住む寮までの道順をとても覚えられそうもありませんでした。



これは帰り道がわからなくなりそう…



と心細くなりながら歩いていると、




「ここだよ。」




とアランが目の前にある建物を指差しました。



パリの大学の寮はニューヨークの大学の寮ようにセキュリティーがいるわけでもなく、
外部の人間が何のチェックも無しに入れる事に驚きました。



寮の中に入ると、アランは私にキッチンの場所やトイレの場所を教えてくれ、
最後に彼の部屋に案内されました。



彼の部屋は4畳半くらいでとても狭い部屋だったけど、
一応清潔には保たれていて、ぱっと見た感じも怪しい物は無く、
普通の一般的な大学生の部屋だったので安心しました。



彼の部屋で少し休憩した後、食材を持って二人でキッチンに向かいました。



キッチンにはすでに男女二人がいて、
カップルなのか、一緒に料理を作っていました。



その二人はアランの友達だったようで、フランス語で親しげに話しながら、
私の事も彼らに紹介してくれました。



紹介してくれるのはいいけど、
元々後ろめたい気持ちでここに来ていた私は、




彼女がアランの今夜のワンナイトの相手かぁ。




と彼らに内心思われているんじゃないかと思うと
勝手に一人気まずくなって、適当に挨拶をしました。



するとそんな私の想いとは裏腹に、




「私の名前はフローラ(仮名)、よろしくね!」




とキッチンにいた女の子は私に明るく笑顔で言いました。



フローラは大学で英語を勉強しているらしく、
たどたどしいながらも一生懸命私に英語で話しかけてくれました。



彼女の屈託のない笑顔にホッとして、そのまま彼女と話しこんでいると、
いつの間にか彼女たちの料理が出来上がったようで、
料理を持って彼女たちはキッチンから去って行きました。



それからすぐアランの料理も出来ました。
アランのその日のメニューはチキンとクスクスとサラダ、
そしてワインのつまみにチーズと生ハムとサラミなどでした。



アランの部屋に出来上がった料理を運んで、
ワインで乾杯して食事をしながら、彼といろんな話をしました。



食事の後、彼の部屋で寛いでいると、
彼の友人たちがどんどん帰宅してきて、
気づいたら4畳半の部屋に私たち以外にも彼の男友達が3人がいて、
皆でワイワイ盛り上がっていました。


何だか合宿みたいで楽しそうでいいなぁと思いながら、
ふと時計を見ると、いつの間にかかなり遅い時間になっていました。



帰るなら今しかないと思った私は、




「もう遅いからそろそろ帰るね。」




と言って立ち上がりました。



するとアランの友達たちが慌てて、




「ごめん、ごめん、つい長居しちゃった。 
 せっかく来たんだから、僕たちは退散するから二人の時間を過ごしてよ。」




と言いました。




「いや、私はほんとにもう帰らないといけないから、
 私に気を使わないでこのまま皆でもっと楽しんでてよ。」



「駄目だよ! 君をこのまま帰したら僕たちが後でアランに怒られるよ!(笑)
 だからお願いだから二人でもう一度ワインでも飲みなおしてよ!」




そう言って彼らはそそくさとアランの部屋から退散していきました。



彼らが去った後、静かになった部屋でアランと二人っきりになって、
何となく気まずい気分になっていると、




「心配しなくても帰りはちゃんと送って行くからさ。 ほら、飲み直そうよ!」




とアランは言いながら私の肩を抱き寄せ、再びワインを注ぎました。





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後悔 「私とEX (元夫) 73 」 へ行く




後悔 「私とEX (元夫) 73 」
2009年 06月 10日 (水) 17:37 | 編集

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アランの友達たちが去ってからというもの、
一気にアランは口説きモードに突入してきました。




本当にこのまま流れに身を任せてしまっていいのだろうか???




と、この場に及んで不安になってきた私は、
そういう雰囲気にならなにように、必死でアランの誘惑をかわしていました。



するとアランは私が持っていたグラスを手に取ってテーブルの上に置き、
ゆっくりと私を抱き寄せてキスしようとしてきました。



焦った私が手で彼の顔を押しのけると、




「キスが嫌いなの?」




と、アランはとんちんかんな事を聞いてきました。



それに答えず黙っていると、




「気にしないで。 そういう人もいるもんだよ。
 ukainouが嫌ならキスはしないから安心して。」




と言いながら私を押し倒してきました。




ここまできたらもう逃げられないと覚悟は決めたけど、
心の中は後悔でいっぱいでした。



その最中も頭に浮かんでくるのはEXの事ばかりでした。



EXはいつも私を大切な物を扱うように優しく愛してくれていたのに、
こんなその場限りの相手と関係を持ってしまって、
私は自分で自分を汚してしまったと感じました。



ナオキやサトシと体の関係を持ってもそんな気持ちにはならなかったのに、
何故かこの時初めてEXに対して申し訳ないという気持ちになりました。



浮気したEXが悪いと言えば悪いけど、
自分も振り返ってみると、かなり我がままで自己中心的なところもありました。




もし私がもっと大人の対応をしていたら、
違った結果になっていたのか?





今まで直球すぎて、駆け引きなんて一度もした事なかったけど、
もし私が男の人が女性に望むであろう言動や行動を取ったとしたら、
相手の態度はどう変わってくるんだろう?



事が済んだ後、何の余韻もないまますぐに元のテンションに戻ったアランを見ながら、
そんな事をぼんやり考えていました。





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恋のゲーム 「私とEX (元夫) 74 」 へ行く




恋のゲーム 「私とEX (元夫) 74 」 
2009年 06月 12日 (金) 16:23 | 編集

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ワンナイトのつもりだったアランとの関係は、
実はその後も続いていました。



その理由は寂しかったからというのもあるけど、
それよりももっと大きな理由は私のプライドが許さなかったからでした。



初めて関係を持った後、
単なるスポーツを終えたかような態度だったアランに対して、
頭ではお互い様だとわかっていても、自尊心がチクチク痛んできて、




これでは終わらせられない。




とアランに対して妙な闘争心が沸々と湧いていました。




アランは二ヵ月後、日本と韓国に一ヶ月間の旅行に行くと言っていたので、
ずっとなら無理だけど、二ヶ月間の期限付きなら、私が想像する「男の理想の女」を演じてみるのもいいかもしれないという思いが浮かんでいました。



そしてその結果、男がどう変化するのか見てみたい。



そんな駆け引きでアランの心を自分に向ける事ができるのか?



もしそれで少しでもアランの気持ちを奪えたら、
この胸の痛みも治まるだろうと思いました。



それまで自分が感じるまま一直線に生きてきて、
駆け引きなんてした事がなかった私が、
こうしてアランに対して、




「恋のゲーム」




を開始したのでした。





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心のバリア 「私とEX (元夫) 75 」 へ行く




心のバリア 「私とEX (元夫) 75 」
2009年 06月 14日 (日) 17:10 | 編集

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それから私は頻繁にアランと出かけたり、
彼のドミトリーに泊まりに行くようになりました。



以前、キッチンで知り合ったフローラとも仲良くなり、
アランの男友達やフローラも一緒によくアランの部屋で集まって盛り上がりました。



アランは陽気で誰とでもすぐに打ち解けるタイプだったけど、
彼と過ごすうち、何となく彼の内側の心は硬くバリアで閉ざされているような感じがしていました。



そんな彼の事を良く知る為に、アランと時間をかけていろんな話をして、
徐々に彼の事がわかってきました。



彼は今まで真剣に付き合った女性は一人もいないらしく、
関係を持ったどの女性とも短期間で別れているようでした。



彼の話を聞いていると、
付き合いが続かないのは本当の自分を曝け出せなかったからか、
曝け出したくなかったからじゃないかと思いました。



ある日、何かの話の流れで彼の家族について聞いた時、
それまでにこやかに話していたアランの表情が一瞬曇りました。




「家には5年以上帰ってないよ。」



「え? どうして?」



「帰りたくないから。」



「ご両親にも会ってないの?」



「家を出て以来、会ってないよ。」



「遠い所に住んでるの?」



「いや、パリに住んでるよ。」



「ご両親は会いたがってるんじゃないの?」



「さぁ、どうだかね…」




いつもと違うぶっきらぼうな話し方から、
彼の両親に対する怒りを感じました。



アランはご両親と何かしらの確執があるのはわかったけど、
それ以上聞いて欲しくなさそうな雰囲気だったので、
その事についてはそれ以上触れませんでした。





そんなある日、彼がシャワーを浴びている間、
他にする事もなかった私は彼の本棚にある本を眺めていました。



本棚を見ればその人の事が何となくわかるものなので、
アランは一体何に興味があるんだろうと眺めていましたが、
フランス語の本ばかりでよくわからなかったので、
諦めて手に持っていた本を本棚に戻した時、
ふと、本と本との間に一冊のアルバムがある事に気づきました。



勝手に人のアルバムを見たらまずいかな?



と一瞬思ったけど、



ま、写真くらい見てもいっか。



と軽く考えてそのアルバムを手に取りました。






そしてアルバムを開いた瞬間、





え??? な、何これ???





と一瞬、我が目を疑いました。






そう、私は見てしまったのです。




そのアルバムの中にある






アランの秘密を!!!





(ってちょっと大げさかな?)


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秘密のアルバム 「私とEX (元夫) 76 」 へ行く




秘密のアルバム 「私とEX (元夫) 76 」
2009年 06月 18日 (木) 02:23 | 編集

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何とはなしに手に取ったアルバムを開いた私は、
アルバムの中の写真を見て愕然としてしまいました。



そのアルバムは…



アランが過去に付き合ってきた数多くの女性たちとの…




セックスの写真集だったのでした。




想定外の出来事に心臓がドキドキしながら、
写真に写っている女性たちを見てみると、
その中には恐らく日本人だと思われる女性が5,6人いました。



彼女たちが服を脱ぐ前の写真を見ると、
どこにでもいるごくごく普通の女性たちなのに、
自分と同じ日本人である彼女たちが
何でこんなAV女優のような淫らな写真を撮らせてしまったんだろうと、
他人事ながら哀れな気持ちになりました。



そう言えばアランは私にも写真を取らせてくれとお願いした事があったけど、
こんなコレクションの中の一枚になんて絶対なりたくないので、
あの時、断固として撮らせなくてほんとに良かったと
アルバムを見ながらつくづく思いました。



写真の中の彼女達も、
まさか自分のセックスシーンを赤の他人に見られるとは思ってなかったんだろうけど、
誰に見られるか、何に使われるかわかったもんじゃないのに、
何故、自分が不利になるような写真を簡単に撮らせてしまうんだろうかと、
哀れにさえ感じていました。



愛しているからなのかもしれないけど、
愛と憎しみは紙一重なので、
二人の関係に歪みが入って愛が憎しみに変わった時、
こういう写真は凶器になるかもしれないのに。



それにしても何でこんな写真を撮りたがるのかと、
複雑な想いでアルバムを見ていると、
たくさんあった写真の中の、ある写真を見た瞬間、
ページを捲る手がピタリと止まりました。




え?



え??



えーーーー???




その写真に写っていたのは…



なんと、





あのフローラでした!!!





一瞬、何が何だかわからなくなって、頭が混乱してしまいました。




ふ、ふたりって付き合ってたの????


そんな素振りはまったくなかったけど???




写真に写っている月日を見ると、半年くらい前の写真でした。



いくら過去の事とは言え、
半年前までこういう事をしていた二人が、
今では私の前であんなに普通の態度を取れるなんて、




フランス人ってドライ~~~




と妙な事で関心してしまいました。



親しくしていた女性とアランとのセックススシーンの写真を見てしまって、
何だか見てはいけない物を見たような、
見たくなかった物を見てしまったような、
何とも言えない気まずい気分になって、
そのままアルバムを閉じて、本棚に戻しました。



アランはまるで釣った魚の魚拓を取るように、
征服した女性の写真をアルバムに貼って集めているようでした。



セックスが愛ではなく、
趣味になってしまっているかのような彼のアルバムを見て、




もしかしてこの人って…




人を愛せないんじゃないか???





という考えが浮かんできました。





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馬鹿に付ける薬はない?? 「私とEX (元夫) 77 」 へ行く




馬鹿に付ける薬はない?? 「私とEX (元夫) 77 」 
2009年 06月 20日 (土) 00:47 | 編集

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アランは本気で付き合っている相手ではないし、
しかも期間限定付きの関係なので、
ゲームを有利に運ぶ為にもあんな写真を見てしまった事は言わないほうがいい。



と頭ではわかっていても、
やっぱり我慢ができなかった私は、バスルームから戻って来たアランに、




「アランってフローラと付き合ってたの?」




と聞いてしまいました。





「え? 何で?」



「え、な、何となく…」



「以前付き合ってた事はあるけど、一ヶ月もしないうちに別れたよ。」



「何でそんなにすぐに別れちゃったの?」



「まぁ、一言で言えば体の相性が悪かったって事かな。」



「あ、そう…」




体の相性が悪いってあれに関してかな? これに関してかな?
と、アランに関して思い当たる事をあれこれ考えていると、




「でも何でそんな事突然聞くの?」




と訝しげにアランが聞いてきました。




「え…… 実はさ、写真見ちゃったの。」



「写真って?」



「そこにあるやつ。」



「え? 見たんだ。」



「うん。 だってあんな目に付く所にあるんだもん。」



「そっかぁ、見たんだ。」



「あんな写真撮って集めてるのって変だよ。」



「記念に持ってるだけだからいいじゃない。」



「記念? あんなの他人に見られたら絶対変なヤツって思われるよ。」



「誰にも見せないから大丈夫だよ。」



「現に私が見てるやん! 
 あんな所に置いといて、誰に見られるかわかったもんじゃないよ。」



「そうだね。 今度からしっかり隠すよ。」



「…っていうか、そういう問題じゃなくて、そんな変な物捨てたら?」



「せっかく集めたのに絶対捨てられないよ。 僕の大事なメモリーだからね。」



「そんな物持っててどうするの? 
 将来誰かと結婚しても大事に持ってるの?
 万が一、奥さんや子供たちに見られたらどうするの???」



「さすがに結婚する時は処分するだろうけど…
 でも多分僕は結婚しないと思うんだ。」



「何で?」



「うーん、結婚に対して夢がないからかなぁ…」



「それよりさ、お願いだからukainouの写真も撮らせてよー。
 絶対誰にも見せないからさー。 お願い!!!」






「絶対、嫌!!!」






何が彼をそうさせるのかわからないけど、馬鹿に付ける薬はないと思った私は、




こうなったら絶対ゲームに勝ってやるーー!!!




と、一筋縄ではいかない相手に対して、更なる闘志に火が付いたのでした。





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