ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
それでもやっぱりニューヨークが好き
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引きちぎられたネックレス 「私とEX (元夫) 86 」
2009年 09月 01日 (火) 02:13 | 編集
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アパートを出てすぐのシャンゼリゼ通りを歩きながら凱旋門に向かっていると、
突然EXが私が付けていたネックレスを指差して、
 
 
 

「そのネックレスって誰から貰ったの?」
 
 
 

と聞いてきました。
 
 
 

「あ、これ? あー、実はナオキから貰ったんだ。」
 
 

「あー、アイツのか。 いつもそれ付けてるの?」
 
  

「可愛いでしょ? これ。 結構気に入ってるのよ。」
 
 
 

その瞬間、一瞬首に痛みが走り、
何が起きたのかわからないままEXのほうを振り返りました。
 
 

そこには怒りで震えた顔つきで、
さっきまで私の首につけていたネックレスを握り締めて、
立ちすくんでいる彼がいました。
 
 
 
EXが怒りのあまり、
私の首からネックレスを無理やり引きちぎった事に気づいた私は、
 
 
 

「何するのよ!! 返してよ!!」
 
 
 

と彼に向かって叫んでいました。
 
 
 

「何だよ! そんなにこれが大切なのか?? 
 こんな物捨ててやる!!」
 
 
 

そう言ってネックレスを投げ捨てようと手を振りかざした彼に向かって、
 
 
 

「そんな事したら絶対許さないから!! 返してよ!!」
 
 
 

と叫けびながら彼の手からネックレスを奪おうとすると、
 
 
 

「そんなにあの男が好きなのか?? 
 だからこんな物大事にしてるんだろ!!」
 
 
 

と言いながら再びネックレスを投げ捨てようとしました。
 
 
 

その瞬間、何故か涙が溢れてきて、
 
 
 

「そんなんじゃない… でもお願いだから返してよ!」
 
 
 

と涙ながらに訴えると、我に返った彼が、
 
 
 

「ごめん… 悪かった。 どうかしてた。 ごめんね…」
 
 
 

と言いながらネックレスを私の手のひらに戻しました。
 
 
 

でも涙と共に私の中の彼を許せていない部分が一気に噴出してきて、
 
 
 

「よくこんな事ができるよね! 今まで散々私を騙して裏切ってた癖に!
 私がどれだけ傷ついてきたかわかる?
 信じていたものが嘘だったってわかった時にどれだけ辛い思いをしたかわかる?
 何度も何度も信じようと努力してきたのに、
 そのたびに裏切られる気持ちってわかる?
 ドミトリーに引っ越すって言った時も、疑いながらも心のどこかでは信じてたのに…
 それなのに女と一緒に住んでいたなんて、よくそんな事ができるもんだよね!」
 
 
 

一旦噴出した彼に対する怒りはとどまる事無く、
それまで溜まっていた不満を彼に向かって吐き出し続けました。





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プロポーズ? 「私とEX (元夫) 87 」
2009年 09月 06日 (日) 05:25 | 編集
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それまで溜まりに溜まっていた彼に対する怒りをぶちまけると、
EXは私を抱きしめて、
 
 
 
 
「ごめん 本当にごめんね」
 
 
 
 
と何度も何度も謝りました。
 
  
 
そして私が落ち着きだしたのを見計らって、
 
 
 
 
ukainouに聞いて欲しい事があるので、
 どこか落ち着いて話せる場所に移動しよう。」
 
 
 
 
と言って、私の手を取って歩き出しました。
 
 
 
そして通りかかったカフェに入って腰を落ち着けると、
EXはおもむろに口を開きました。
 
 
 
 
ukainouと初めて会った時から今までずっと君の事を愛している。
 
 
それは嘘じゃないんだ。
 
 ukainouとずっと一緒にいたいと思ってあの時婚約したんだ。
 
 でもね、何故か婚約した途端に、
 本当にそれでいいのか自分の中で迷いが出てきてしまったんだ。
 
 恐らくあの時の自分はまだ結婚する心の準備が本当は
 
できていなかったのに、
 ただukainouを独占したくて結婚しようと思ったんだと思う。

 僕にとって結婚というのはとても大事な事で、
 絶対に失敗したくないんだ。

 結婚を破綻させない為にも、
 結婚したら絶対浮気はしてはいけないと思っている。
 
 それなのに正直なところ、
 まだあの頃は他の女性にも興味があったんだ。
 
 だからこそ、あの時本当にこのまま結婚していいのか、
 僕の中に迷いが出てしまったんだ。
 
 自分勝手だとはわかってる。
 弁解の余地のないのもわかってる。
 
 でもね、今なら何の迷いもなく、
 ukainouと一生一緒にいたいって思える。
 
 回り道しちゃったけど、
 僕はukainouじゃないと駄目なんだってわかった。

 
他の女性じゃ駄目なんだ。

 
だからもう何の迷いもない。

 
心から愛してる。

 
だからもしこんな僕でも良かったら
 
 
 
 
 
 
「ちょ、ちょ、ちょっと待って!!!」

 
 
  
 
EXが私にプロポーズしようとしてる事に気づいた私は、
咄嗟に彼の言葉を遮りました。
 
 
 
 
「ちょっと待ってよ!」
 
  
 
「え? ど、どうかした?」
 
 
 
「あの ごめん、 今はまだそういう話聞きたくないの。」
 
 
  
「こんな状態の時にそんな話聞きたくないの。」
 
  
 
「まだ私の中でいろんな感情がくすぶっていて、
 どうやってハンドルしていけばいいのかわからないの。
 だから気持ちが落ち着くまでもうしばらく時間が欲しい。」
 
  
 
「そういう話を聞く時は幸せな気持ちで聞きたいから
 
 
 
 
そういうとEXは私の手を握って、
 
 
 
 
「わかった。 ukainouの気持ちが落ち着くまで待つよ。」
 
 
 
 
と言って私に微笑みかけました。





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初めての快感 「私とEX (元夫) 88 」  へ行く




初めての快感 「私とEX (元夫) 88 」
2009年 09月 08日 (火) 21:49 | 編集
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その後、夜遅くまでパリの街を二人で観光してるうち、

だんだんといつもの調子に戻ってきて、

アパートに戻って来る頃にはすっかり以前の二人のように仲良くなっていました。

 

 

 

彼と一緒にいる時は自分を飾る必要を感じないので、

ありのままの自然体でいられて、

久しぶりに心からリラックスできました。

 

 

 

その日の夜、

ベッドの中で久しぶりにEXの腕に抱かれて心地よさを感じていると、

突然私の中で初めて感じる快感を感じて、

驚きのあまりに声を上げてしまいました。

 

 

 

それまでのセックスでも十分気持ち良いと感じていましたが、

この時生まれて初めて絶頂感というものを感じたのでした。

 

 

 

自分に突然起きた快感に驚いて呆然としている私を、

EXはギュッと抱きしめながら、

何度も何度も「愛してる」と言い続けました。

 

 

 

私はそれまでのセックスでもまったく不満は持っていませんでしたが、

どんなに努力してもいかない私に対して、

彼は恐らく自信を無くしていたのかもしれません。

 

 

 

私を抱きしめながら嬉しそうにしている彼の顔を見ていると、

胸の奥がキュンと痛くなるほど彼を愛しく感じました。

 





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フランス滞在終盤 「私とEX (元夫) 89 」  へ行く




フランス滞在終盤 「私とEX (元夫) 89 」
2009年 09月 12日 (土) 23:03 | 編集
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その後、あっという間に一週間が過ぎ、
EXがフランスから彼の故郷に旅発つ日になりました。
 
 
 
 
彼はフランスに一週間滞在した後、
彼の国にもう一週間滞在してからNYに戻る予定でした。
 
 
 
 
EXのご両親やお姉さんは私たちが婚約破棄をした時、
とても心配してくれていたので、
今回私たちが仲直りした事を喜んで、
私もEXと一緒に彼の国に来るように何度も誘ってくれましたが、
まだそこまで気持ちの整理ができていなかった私は、
そのままフランスに留まる事に決めました。
 
 
 
EXと再び離れ離れになって寂しかったけど、
ジャンや花子と会ったり、
お世話になったジャンのご家族や友人たちに挨拶をして回っているうちに、
とうとうフランスを発つ日になりました。
 
 
その日の朝早く、
ジャンがアパートまで迎えに来てくれて、空港まで送ってくれました。
 
 
 
最後の最後までお世話になったジャン。
繊細なぶん、とても優しかったジャン。
 
 
 
 ジャンとの別れ際、
いつかどこかで再会できる事を願いながらも、
恐らく二度と会うことはないだろうという予感がして、
堪えていた涙がこぼれてしまいました。
 
 
 
 それから数ヵ月後、
ジャンから一通の手紙が届きました。
 
 
 
 
ukainouさん、お元気ですか?
 ---中略ーーーーー
 ukainouさんがフランスを発った後も僕と花子さんはよく会っていて、
 実は最近僕たち付き合い始めたんだ。
 それをukainouさんに報告したくって。
 彼女とはとても良い人だし、尊敬できる人だよ。
 ukainouさんのおかげで彼女と知り合えたんだ。
 本当にどうもありがとう!」
 
 
 
 
ジャンと花子が付き合いだしたという知らせに驚きながらも、 
ジャンの喜びが手紙から伝わってきて、
私まで幸せな気持ちになりました。
 
 
 
花子はカメラマンを目指しているジャンとは分野は違うけど、
彼女もアーティストの卵だったので、
共通したものを持っている者同士、
これからもずっとうまくいく事を心から願いました。
 
 
 
ジャンからの手紙は素直に嬉しかったけど、
実は私がフランスを去ってから連絡をくれた人物はジャンだけはなく、
 
 
 

もう一人いました…





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フランスからの電話 「私とEX (元夫) 90 」
2009年 09月 17日 (木) 07:14 | 編集
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EXより一足先にNYに戻ってきた私は、
何かとお世話になったナオキにパリ報告をする為に、
お土産を持って彼のアパートに向かいました。
 
 
 
いつもの笑顔で向かえてくれたナオキに、
さすがにEXやアランの話はできなかったので、
それ以外のパリでの出来事を一通り話した後、
まだいろいろとやらなくてはいけない用事があったので、
早々に彼のアパートを後にしました。
 
 
  
そして私がNYに戻った数日後、
EXが彼の故郷から戻ってきました。
 
 
  
それからの私たちはまるで付き合い始めた頃のように、
仲良く過ごしていました。
 
 
 

NYに戻ってから数週間が経ったある日、

私の部屋でEXと二人で寛いでいると、
突然部屋の電話が鳴りました。
 
 
 
 
「ハロー?」
 
 
  
「……あ、ukainou? 僕だよ。誰だかわかる?」
 
 
  
「……え?」
 
 
 
「まさか、もう忘れちゃったとか言わないでね。(笑)」
 
 
 
 
そう言って笑う声にもちろん聞き覚えがありました。
 
 
 
EXと寄りが戻ってからはほとんど思い出す事もなかったけど、
その声の主は紛れもなく、



アラン



だったのでした。
 
 
 
 
「あ……、いや、そ、そんな事ないよ… 今フランスなの?」
 
 
 
 
私の横でEXが訝しげな顔で私のほうを見ていて、
焦った私は頭の中が真っ白になっていました。
 
 
 
 
「うん、そうだよ。 先週フランスに戻ってきたんだ。」
 
 
 
「あ、そう…」
 
 
  
「でもさ、パリに帰ってきてもukainouがいなくて寂しいよ。
 I miss you a lot.
 ukainouはどう? 少しは僕の事missしてくれてる?」
 
  
 
「あー、う、うん、そうやねぇ…」
 
 
 
「どうしたの? もしかして誰か近くにいるの?」
 
 
  
「…うん。」
 
 
 
「もしかして例の彼氏?」
 
 
  
「…そう。」
 
 
 
「結局彼と寄りを戻したの?」
 
 
 
「…うん。」
 
 
 
 
その時、突然EXが私の手から受話器を奪って、
 
 
 
 

「お前、一体誰なんだ???」
 
 
 
 

と受話器に向かって怒りをあらわにした声で言いました。
 
 
  
アランも何か言ってるようでしたが、
カッとなったEXが、
 
 
 
 
「もう二度と電話してくるな!!!」
 
 
 
 
と怒鳴って、そのまま電話を切ってしまいました。



アランとは
元々二度と会うつもりはなかったので、
電話を切ったEXに対して怒りは感じなかったけど、
アランに対してこの時私は後ろめたさを感じていました。



実は私はアランがフランスに戻って来てから、
わざわざNYまで電話をかけてくるとは思ってもいませんでした。



もしかしたらアランは私が思っていたより、
純粋な所がある人だったのかもしれません。



自分の事しか見えてなくて、
相手の気持ちまでケアする余裕がなかった私は、
ただ、ただ自己中心的に突っ走り続けるのでした…





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まとめ
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