ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
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教会への初訪問 「私とEX (元夫) 102 」
2009年 12月 06日 (日) 17:38 | 編集
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それから私とEXは洗礼が受けられる教会を求めて、
マンハッタンのアッパーウエストにあるオーソドックスの教会を訪ねました。
 
 
それまで私は教会というのは国の優遇税制を利用してほとんど税金を払わず、
多額な献金で私腹を肥やしてる所という勝手なイメージを抱いていましたが、
教会の中に一歩入ってみてそのイメージの違いに一瞬戸惑いました。
(私がそれまで行った事があった有名どころの教会はそんな雰囲気だった。)
 
 
 
まだ寒い季節だったのに、
窓ガラスが割れたままになっていて、鳥が教会の中を飛び回っているし、
全体的に古びていて、あちこち修繕が必要なのは明らかな状態でした。
 
 
 
 
何だかとっても質素な教会だなぁ

お金ないのかな?
 
 
 
 
と思っていると、しばらくして神父さんがやって来ました。
 
 
 
その神父さんも倹約という言葉が似合いそうな質素な感じだったけど、
彼の威厳のある態度と風貌から独特な高尚さを感じて、
私の中で緊張感が走りました。
 
 
 
普段教会に行かないEXもその神父さんと会うのはその日が初めてだったので、
お互いの自己紹介をした後、彼の書斎に向かいました。
 
 
 
彼の書斎でEXが私たちの事情を説明すると、
神父さんは少し考えた後、ゆっくりと口を開きました。
 
 
 
 
「事情はわかりましたが、
 教会を使いたいからと言って簡単に洗礼が受けられる訳ではありません。
 本当に洗礼を受けたいのなら、
 まず最初に聖書について学ばないといけません。
 聖書を学んだ上で洗礼を受けるかどうか決めて下さい。」
 
 
 
「それはわかりますが、僕たちは4ヵ月後に式をあげる予定なんですが、
 それまでに間に合うでしょうか?」
 
 
 
「4ヵ月後ですか?」
 
 
 
「はい、そうです。 
 その数週間前にNYを発つ予定なので、実質3ヶ月ちょっとしかありません。」
 
 
 
「ふむ…… 
 本来、少なくとも半年は通って貰わないといけないんだが、
 そういう事情なら仕方ないですね。
 その代わり、休まずに毎週必ず勉強会に来て下さい。
 時間がないぶん、自宅で聖書を勉強してきて、
 勉強会では疑問に思った事や、
 わからなかった事などの質問を受けるかたちにしましょう。」
 
 
 
 
そう言って神父さんは私に聖書を手渡しました。
 
 
チラッと中をめくってみてみると、
細かい文字でぎっしりと書かれていて、
これを全部、それも英語で読まなくちゃいけないのかと思うと、
眩暈がしそうになりました。
 
 
 
神父さんは私が一瞬怯んだのを察して、
 
 
 
 
「頑張れるかね?」
 
 
 
 
と言って私に微笑みかけました。
 
 
 
正直、大学の勉強も全部カバーしきれていないというのに、
この聖書を読破するのは無理だと思いましたが、
ここまで来た以上、そんな事は口が避けても言えないので、
 
 
 
 
「最善を尽くします。」
 
 
 
 
と顔を引きつらせながら言いました。
 
 
 
すると神父さんはEXのほうに向かって、
 
 
 
 
「勉強するのは彼女だけじゃないよ。
 君も一緒に勉強するんだ。
 おそらく君は今まできちんと聖書を勉強した事がなかっただろう?
 この機会に彼女とともにしっかり勉強するんだよ。」
 
 
 
と言って、私に向かっていたずらっ子のようにウィンクしました。
 




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