ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
それでもやっぱりニューヨークが好き
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出口のない迷路 「私とEX (元夫) 28 」
2009年 03月 12日 (木) 18:38 | 編集

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それからしばらくして、突然EXは引越しをすると言いだしました。



場所は私のアパートの近くにある教会の敷地内にあるドミトリー。
男性用のドミトリーだから私は中に入れないし、電話もついてないとの事。



教会に男性用のドミトリーがあるなんて聞いた事が無かった私は、
EXの話に関して不信感が広がりました。



中に入れなくて電話もなければ、私から連絡を取る事は不可能です。
私の束縛に耐え切れきれなくなったEXの嘘じゃないかと疑いました。



彼の引越し先に関してはかなり揉めましたが、
結局たくさんの言い訳で丸め込まれ、
彼はそのまま引っ越してしまいました。



家が近くなった分、ちょくちょく会うことはできるようになりましたが、
引越しして以来、連絡したくてもできない状況に私の不安は広がるばかりでした。



EXと一緒にいる時は楽しくて幸せな気持ちになるけど、
離れると不安で気持ちが滅入る日々に嫌気がさしてきた私は、
出来る事なら彼と別れたいと真剣に思うようになっていました。



そんな不安定な状態だったけど、
ナオキのおかげで精神的に随分救われていました。



ナオキは誰の目から見ても明らかなほど、私に対してまっすぐでした。



体の調子が悪いと言えば、体に効きそうな物をいっぱい持って来てくれたり、
部屋が乾燥して喉が痛いと言えば、加湿器を買って持って来てくれたり、
何の気もなしに「これ可愛いな」と言った物を、
後でこっそり買ってプレゼントしてくれたりして、
私の心を暖かくしてくれました。



ナオキは他の日本人生徒たちとつるまない人だったので、
授業の合間、日本人が集まっているカフェテリアではなく、
EXがいるほうのカフェテリアにいつもいました。
もちろんナオキはEXもそのカフェテリアによくいるとは知らなかったんですが。



EXとの関係がギクシャクしだしてからというもの、
EXに会うかもしれないカフェテリアに行くのは気が進まなかったけど、
たまたまその学期はEXとは違う時間帯の授業を取っていたので、
EXと会うこともなく、ナオキとそのカフェテリアで話をしたり、勉強したりしていました。



そんなある日、いつものようにナオキとカフェテリアで話をしていると、
ふとどこからか視線を感じました。



視線のするほうを見てみると、
いつからいたのか、
少し離れたテーブルからEXがじっと私の事を見ている事に気づきました。



EXと目が合った瞬間、すぐに目を逸らしたけど、
心臓がドキドキして会話が上の空になってしまいました。




「ukainouさん、どうしたの?」



「あ、いや、あの… 実は彼がそこにいるのよ。」



「ukainouさんの彼氏?」



「うん…」



「行ってくる?」



「いや、行かない。」



「でも、落ち着かないでしょ? 出る?」



「うん、場所変えよう。」




そう言って、バタバタと帰り支度をして、二人でカフェテリアを出た瞬間、




「ukainou!!!」




と背後から大きな声で呼び止められてしまいました。


振り返るとEXが後を追ってきていました。




「何?」



「話があるんだ」



「何の?」



「とにかく来て」




動揺したままナオキのほうを見ると、




「ukainouさん、行こう。」




と言われました。




そうだ。 私はナオキと一緒に行くんだった。

ナオキと一緒に行かなきゃ。






そう思いながらも、







「……ごめん、先に帰ってて。」



とナオキに言って、EXのほうに向かって歩き出しました。





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Comment
この記事へのコメント
こんばんわ^^

前レスが気になって気になって@_@:
きっと、この後、ナオキさんとは・・・??

恋愛に限ったことではないけれど、でもやっぱり特に恋愛では、言葉や理屈通りにはいかないもんですよね。
でも、二人の男性に好かれたら、絶対に一人以上は傷つけてしまいますもん。
ナオキさんの気持ちは分かっていても、告白されていない段階で
「私、あなたと付き合うつもりないから」とか、
「EXと別れるまで、あなたと付き合う気はないの」なんて、
西洋文化的発言は日本人には難しいし(笑)
・・・ってこの後、EXさんと別れ話だったりして?! 
冒頭のナオキさんとの事も合わせて次回まで言わないでくださいね^^;
2009/ 03/ 12 (木) 22: 36: 00 | URL | unikyu # 79D/WHSg[ 編集 ]
早めの更新連打、ありがとうございますm(_ _)m

しかし寮に電話がついてないなんて....あり得なくないですか!?
ホントになかったんでしょうか?
家族からの緊急の用事はどうやって繋げって言うんですかー。

それにしてもカフェテリアで会っても気軽に声を掛け合えないくらい、別れる寸前だったんですか?(だってukainouさんも、普通ならカフェテリアを出る時に「じゃあね~」くらい言いますよねー)

でも連絡できなくなってからも、会えてたんですよね。
Exさんは自分の都合で会えて、イニシアチブを取ってるつもりでいたんでしょうけど...自信満々ならカフェでも堂々と声をかければいいのに....じっと観察されてたのに気が付いたら、ワタシもビビって目を逸らしますよー!

自分が浮気者なほど相手に対して疑い深くないですか?
自分が嘘つきだと、人のこと信用しないし!
ワタシもクラスの男の子とベンチに座って喋ってただけで、何やかや言われたのを思い出しました。
自分は女友達とランチしたり映画行ったりを平気でワタシに言うし、遊園地のバンジーを女友達と2人で一緒にくくりつけられてやってるビデオをワタシに見せたりしたクセ、どーかしてます!(`m´#)
2009/ 03/ 13 (金) 04: 33: 00 | URL | natsumin # 79D/WHSg[ 編集 ]
unikyuさん、そうですよね。 付き合ってって言われたわけじゃないのに、「付き合う気ないの」って自ら言って、相手が「はぁ?」ってなった暁には女のプライドズタズタですからねぇ。^^

でも10代の頃と違って、大人になってからの付き合いって一体どこから「付き合ってる」って状態になってるのか曖昧ですよね。
体の関係があったとしても付き合ってる訳じゃない場合もありますしね。

この後、ナオキとは… おっとっと、また口が滑りそうですわー。^^
2009/ 03/ 13 (金) 04: 49: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
natsuminさんもニューヨーク長いから「教会の寮」って聞いて変って思いませんでしたか?
カソリック系の学校のドミトリーならともかく、同じ大学に通ってるっていうのにねぇ。
まだ私はあの頃はニューヨークに住んで4年くらいだったから、聞いた事ないけどそういうのもあるのかなとも思いましたが。

あの頃って携帯電話もなかった時代なので、連絡は彼の仕事場にしていました。
それで働いてる日のはずなのにいなかったりとかして、関係がどんどんこじれていったんですわ。

そういうことが何度かあると、仕事場に電話かけるのもだんだん怖くなってくるんですよ。
電話していれば問題ないんですが、いなかったらその後、地獄の思いですからね。

確かにあの頃は別れる寸前でしたね。
でもEXの事を避けたり、追いかけたり、自分でも訳のわからない行動してましたよ。
あの時EXに声をかけなかったのは、ナオキと一緒にいたからだったと思います。
それに多分EXに対してリベンジ的な感情もあったんでしょうね。

続く。
2009/ 03/ 13 (金) 05: 15: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
それから確かに浮気者ほど相手に対して疑い深いですよね。
ただ私の場合、彼に嫉妬させるような行動はそれまでまったくしてなかったので、安心感与えすぎたんでしょうね。

後、私が彼の事を好きだっていう自信があるのか、彼も知ってる私の男友達(本当にただの友達)と遊んだりするのはぜんぜん平気でした。
さすがに彼の知らない男の人とはNGでしたが。
2009/ 03/ 13 (金) 05: 18: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
おもしろくなってきたぞーーー←ごめん・・・(笑)
でも、浮気者ほど疑い深いっていうけど・・・私、浮気ものじゃないけど、すぐ疑ってしまう。ってことは私は浮気願望が強いのか??はたまた、私の前世が浮気ものだったのか???でも、私も浮気は大嫌い!!私のEXにも今の彼にも”浮気と暴力が一番嫌い!!やったら、速攻別れる”って言ってる。
でも、きっとその時のナオキさんとukainoさんの雰囲気、きっといい感じだったんだろうな~。
2009/ 03/ 13 (金) 09: 06: 00 | URL | はなこうめ # 79D/WHSg[ 編集 ]
はなこうめさん、自分自身が浮気性じゃなくても、過去に何かしたら裏切られた経験があると、疑い深くなるってことはあると思います。一種のトラウマですね。
信じきってた人に裏切られる経験をすると、それも仕方ないかなとも思ってます。
誰だって傷つきたくないので、また誰かを信じて裏切られるのって怖いですからね。
2009/ 03/ 13 (金) 13: 45: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
頭では解っていても、心は・・・ってとこでしょうか?
2009/ 03/ 13 (金) 14: 42: 00 | URL | yosse # 79D/WHSg[ 編集 ]
ナオキ君素敵だな~。私なら絶対ナオキ君と・・・。
自分の気持ちを一方的に押し付ける感じもないナオキ君がまた素敵じゃないですか~。しかもね~、関西にいるとね、やっぱり関東の男の子って異種って感じで素敵な感じしません?
ukainounycさん、ダメンズウオーカー決定!



2009/ 03/ 14 (土) 00: 03: 00 | URL | 西の方 # 79D/WHSg[ 編集 ]
yosseさん、そうなんですよー。 
理性で心をコントロールするのって難しいすねぇ。
2009/ 03/ 14 (土) 08: 01: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
西の方さん、だめんず認定されましたか! 光栄です!!^^
いやー、振り返ればあの頃の私って思いっきりだめんずのカテゴリーに当てはまってますよね。

条件よりも情に流されるタイプでした。

ナオキは社長の息子で金払いも良かったし、優しいし、思いやりもある人だったので、条件だけ見たら最高だったんですよ。
やっぱり逃した魚は大きかったかな?^^
2009/ 03/ 14 (土) 08: 07: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
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