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ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
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決意 「私とEX (元夫) 31 」 
2009年 03月 18日 (水) 17:45 | 編集

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その日以来、ナオキと私は学校以外でもよく会うようになりました。



ナオキのお父さんは会社を経営していて経済的に余裕があるせいか、
ナオキはマンハッタンの便利な所にあるアパートに一人で住んでいました。



それにお金に余裕があるからなのか、
ナオキと外出すると、彼は絶対に私にお金を出させませんでした。



でも仮にもバイトしている私が働いていない彼に毎回払って貰うのも気が引けたし、
それ以外にも、彼はあまりにも自分の事より私の事ばかり気にかけているような気がして、その事が気になった私はある日、彼に尋ねました。




「ナオキってさ、いつも私の事気にかけてくれるやん。
 私が今どんな気持ちでいるのかとか、
 今何を必要としているのかとか、
 先回りして考えていろいろしてくれるのは素直に嬉しいんだけど、
 それに引き換え、私は何もナオキにしてあげてないなぁって思うと、
 ちょっと心苦しいのよねぇ…」



「そんなふうに思わないで。
 僕はukainouさんと一緒にいるだけで楽しいんだし、
 自分が勝手にそうしたいと思ってやってることだから。」



「それにね、これは僕自身の問題なんだ。」



「ナオキ自身の問題?」



「うん、そう。 実はね、日本にいた時に付き合ってた彼女にね、
 ある日突然別れようって言われたことがあるんだ。」



「あの頃の僕って忙しさにかまけちゃって、
 ちゃんと彼女の事見てあげてなかったんだ。
 だから突然別れ話されてびっくりしたよ。」



「僕にとったらあまりにも突然の出来事だったので、
 別れた後からああすれば良かった、こうすれば良かったって後悔しまくって、
 結構引きずっちゃったんだ。」



「だからもし次に好きな人ができたら、
 二度と同じような後悔はしたくないので、
 出来る限りの事をしようって思ってたんだ。」



「精一杯やって、それでも駄目だったら仕方ないって思えるしね。」




そう話すナオキはちょっと寂しそうで、
彼の優しさはそういった辛い経験から来ているのかと思うと、
切ない気持ちになりました。



それと同時に私は頭の中で計算を始めました。




ナオキは私の事をいつもまっすぐに見てくれている。
EXのような嘘はつかないし、浮気もしなさそう。
性格も温厚で優しくて問題なし。
責任感もあって頼りがいもある。
経済的にも恵まれているし、ケチじゃない。





ナオキとだったら幸せになれるかも。





頭の中の計算結果はそう出ました。



ナオキの事が好きなのかどうかわからなかったけど、
その結果に従って、私は彼と真剣に向き合っていこうと決めました。



それからはEXの事を考えない為にも、
時間があればナオキと過ごすようになりました。



バイトが終わってからもナオキの家に行くようになり、
彼の家にそのまま泊まることも多くなりました。



ただナオキはいつもソファーで寝ていたので、
一線を越えることはありませんでした。



実は私はEX以外の人と体の関係を持った事がなかったので、
ナオキとそういう関係になれば、EXの時と同じように、
自然にナオキの事が好きになるのだろうと楽観視していました。





ナオキと体の関係さえ持てば、
すべてうまくいくはず。






そう思った私は、自らモーションをかける事に決めました。





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Comment
この記事へのコメント
こんにちわ。
おおっっ ナオキさんはリッチな家庭のご子息だったのですね。
その彼と続かなかったなんて、もったいない…
なーんて、下世話なことを思ってしまいました。

ま、当然のごとくある程度大人になれば絶対計算しちゃいますよね。
でも、ukainouさんのは計算というより、
ナオキさんを好きになれーーっていう暗示に感じました。

しかし、相変わらず、ナオキさんてなんて誠実!!
時と場合によって、その誠実さが意外にあだになってたりして。
私がナオキさんを好きになれないのはそれかな…??
家に泊まるんだから… 最初の泊まる日からいいんですよね?
私ならそれくらいの強引さが欲しいな…
2009/ 03/ 18 (水) 19: 34: 00 | URL | unikyu # 79D/WHSg[ 編集 ]
unikyuさん、さっそくどうも~~。

そうなんです。 逃した獲物は大きかったかも!
っていうか実の所、お金の事より、今振り返っても、ナオキほど私の事を心底思って行動してくれていた人はいないんじゃないかなって思ってるので、そういう意味で逃がした獲物は大きかったって思います。

若い頃ってそういう人間の本質を見極める力が弱くて、本能に突き動かされて行動しちゃうもんですねぇ。

彼がなかなか手を出さなかったのは、多分彼は私がまだEXに気持ちがあることを知っていたからだと思います。
それと自分も傷つきたくなかったからなのかもしれません。

はぁ… 次の話で書くことを考えたら心が痛いですー。
後悔しまくりです。
謝罪することは返って傷つけることになるかもしれないのでできないけど、もし可能ならナオキにあって謝罪したいです。
2009/ 03/ 18 (水) 20: 03: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
更新ありがとうございます!日本はまさにこれから桜が咲くところ・・・日本国中、みんな開花宣言に浮かれているところです。(昔はこんなにみんな『桜、桜』っていってなかったような気がするんですが・・・)若い時って『なんでこんな選択しちゃったんだろう(もしくはしなかったんだろう)』ってこといっぱいありますよね・・・いや・・・今もかな☆次の展開も期待してます。
2009/ 03/ 19 (木) 00: 21: 00 | URL | はなねこ # 79D/WHSg[ 編集 ]
おおおおおおー!こ、更新、更新してくださいっ!今すぐ!!(笑)

でも、自分が幸せになる為には時として「計算」しないと...「愛してる」だけじゃ生活出来ませんものね。誰かが電気代払わないといけないんだし。(うわっ。何だか凄い現実主義に聞こえますね。)

男女関係(男男、女女も含みます)って、あー、歯痒いですね。。。
2009/ 03/ 19 (木) 05: 58: 00 | URL | 情熱*おねぇ様 # 79D/WHSg[ 編集 ]
わかる!!わかるよ~!!ナオキさんは誠実だから絶対、ナオキさんの方と一緒になれば幸せになれるよね。でもね・・・それに、一線越えればなんとかなる!ってのもすごーーーーくわかる。

かなり、この続き、楽しみ←おいおい・・・
ukainoさんをめぐって、EXさんとナオキさんの決闘がはじまるのか!!
ukainoさん「きゃー私のために喧嘩はやめてーーー!!」
って、私も言ってみたいセリフだ・・・

2009/ 03/ 19 (木) 09: 04: 00 | URL | はなこうめ # 79D/WHSg[ 編集 ]
はなねこさん、それに若い頃って他人の痛みに鈍感なので、平気でひどい事をしちゃったりしますよね。(って私だけか??)

まぁ、そういう失敗を犯しながらも、だんだんと角が取れて人間丸くなっていくんでしょうが…
(ついでに体まで丸くなってきて焦ってる私ですが)
2009/ 03/ 19 (木) 10: 10: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
おねえ様、そう言っていただけると更新のし甲斐がありますわー。

ほんとに好きだけじゃ、結婚生活送れないですからねぇ。(実際離婚したし^^)

でも条件だけで結婚するのも寂しいし、かと言ってあんまり考えすぎると結婚する事自体が不安になるし、見極めが難しいです。

2009/ 03/ 19 (木) 11: 03: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
すべてはタイミングの問題なのかもしれませんね・・・。
もう少し早くナオキさんと知り合っていれば、ukainouさんの人生はがらりと変わっていたかもしれませんね。

2009/ 03/ 19 (木) 11: 06: 00 | URL | yosse # 79D/WHSg[ 編集 ]
はなこうめさん、ちょっとー、王様の耳はロバの耳状態ですよ~~!!

言いたいけど、あんまりコメント欄で先の話の暴露してもあれなので我慢しますわー。

でもちょっとだけ…

実はまさにその状況に陥ったんですよ。
でもその相手はナオキではありませんでした。
2009/ 03/ 19 (木) 11: 10: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
yosseさん、もしEXと知り合う前にナオキと出会ってったらどうだったんでしょうね。

多分… ナオキと激しくはないけど、ほのぼのと付き合ってる時にEXと出会って、ふらふら~っとEXのほうに引き寄せられて、結局同じ事になってるかもしれません。^^

それくらいEXと初めて会った時、思いっきりビビッときてしまったんですよ。
それはもう理屈では説明できないまさに「恋」でしたね。
2009/ 03/ 19 (木) 11: 20: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
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