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ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
それでもやっぱりニューヨークが好き
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出発前のゴタゴタ騒動 「私とEX (元夫) 53 」
2009年 05月 05日 (火) 02:09 | 編集

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店を出た後、私の中で鬱々と溜まっていた疑問を彼にぶつけました。




「何で逃げ出したの?」



「だって… いきなりukainouが現れたからびくっくりして、
 咄嗟に訳がわからなくなって怖くて逃げちゃったんだよ…
 本当にごめん!!」



「彼女と逃げたって事は私じゃなくて彼女を選んだって事だよね?」



「違うんだよ。 
 ただ咄嗟に逃げ出してしまっただけで、それ以上の意味はないんだよ。」



「それじゃ、何で今まで居留守なんて使ってたの?」



「それはまだukainouと話す準備ができてなかったから…」



「どういう意味?」



「まだいろいろと揉めていて…」



「あの彼女と?」



「うん…」



「一体彼女は誰なの?? どれくらい付き合ってるの?? どこで知り合ったの??」



「それも含めてまだ話せないんだ…」



「何で話せないの??? 白状しなさいよ!!
 ドミトリーに住んでるっていうのもどうせ嘘でしょ!!??
 そうやって私を騙してたんでしょ!!??」



「ごめん!!! 本当にごめん!!! でも今は話せないんだ。」



「何で!!??」





「今話すとまた僕は嘘を言ってしまうと思うんだ。」




「……」



「今までいっぱいukainouに嘘をついてきたよね。
 僕自身も本当はそんな自分がすごく嫌なんだ。
 今回の件に関してもukainouにいっぱい嘘をついてきた。
 そしてそんな状態の自分が嫌で、決して幸せじゃなかった…」





「もうこれ以上ukainouに嘘をつきたくないんだ。」

 
「それに僕自身も変わりたいんだ。」






「だから時間が欲しい。
 すべてが解決したらukainouに本当の事を話す。
 その時なら何でも聞いてくれていいよ。
 正直に全部話すって誓うよ。」





どうせいつものように、いろんな言い訳をするだけだろうと思っていた私は、
いきなりそんなふうに言われてたじろぎました。



EXのような人間は、
責められると嘘で逃げてしまうのはそれまでの経験でわかっていたので、
確かにこれ以上問い詰めても意味がないと思いました。



それに真剣に語る彼を見ていると、
もしかして本当に彼は変われるのかもと思いました。



でも心のどこかでそれを否定する自分もいて、
今のうちに問い詰めてやりたいという欲求もありましたが、
どっちにしろ数日後にはフランスに行くので、
すべてがどうでもいい気分になり、




「わかったよ。 ただ本当の事がわからないままなのは辛いけど…
 それから言ってなかったと思うけど、○日から3ヶ月間フランスに行ってくるから。」



「え? ○日から? もう3日しかないじゃん。」



「うん、急にバタバタ決めちゃったから。」



「どこに滞在するの?」



「最初の2,3日はナオキの知り合いのファミリーの家に泊めてもらって、
 その間に部屋を探すつもりなの」



「アイツの知り合いなの? アイツも行くの?」



「はぁ? 彼は行かないよ。」



「それじゃ、もう一人のヤツが行くのか?」



「彼も行かないよ。」



「…とにかく住む所が決まったら連絡先教えて。」



「え?? それは約束できないよ…」



「連絡が取れなかったらいろいろ困るし、お願いだから教えて。」



「一人になって考えてからどうするか決めるわ。」



「…わかった。 取り合えずその日は空港まで送っていくよ。」



「え?? こんな状態のまま送ってもらうのもなぁ…」



「タクシーだと思えばいいじゃん。 取り合えずその日迎えに行くから。」



「…わかった。」




それからの数日間は出発の準備で忙しくて、
あっという間にフランスに旅立つ日になりました。



迎えに来たEXと出発ギリギリまでいろんな話をして、
別れを惜しむEXと別れた後、
搭乗ゲートに向かっている最中に、



ふと、




「あれ???」





「そ、そう言えばサトシにフランスに行くって
 言ったっけ???」






と、とんでもない事を思い出し、
焦った私はサトシに電話をする為に財布の中の小銭を探しました。



でも見つかったのは25セントが一つのみ…



これだと一回しかかけれないので、
サトシが家に居ますように…と祈りながら電話をかけてみると、
運の良い事にサトシが電話を取りました。




「もしもし、私なんだけど、サトシにフランスに行くって言ってたっけ?」



「え? 聞いてないよ。 いつ行くの?」



「…今日。」



「えええ??? 気いてないよ!! 今日の何時に行くんだよ???」



「え… 30分後…」



「えええ!!!??? まさか空港から電話してきてるの???」



「…うん。」



「信じられない!!! 何で今まで黙ってたの???」



「隠してた訳じゃなくて、ついうっかり言い忘れてて… ごめんね。」



「……」



「どれくらい行ってるの?」



「3ヶ月間。」



「そんなに??? それなのに僕に何も言わなかったの???」



「急にバタバタと決めちゃったから…
 あ、ごめん。 25セントしかなかったので、もうすぐ電話切れちゃうと思うけど…」





「もう訳わかんないよ!!! 
 ukainouにはついていけないよ!!」






「ほんとにごめん! 滞在先が決まったら手紙書くから。」




ここで時間切れで電話が切れてしまいました…



サトシはかなり動揺していました。
怒るのも無理もない事でしょう。
私が同じような事をされてもやはり許せません。



自分でも不思議ですが、
隠そうとしていた訳じゃないのに、
何故かすっぽりとこの件に関しては抜けていました。



当時、私が体の関係を持っていたのはサトシだけでしたが、
精神的には3又をかけてるのと同じような状態だったので、
こういう通常では有り得ない事が起きてしまったのでしょう。



結局サトシと十分に話ができないまま、
これがサトシとの最後の会話となってしまいました…



こうして私はいろんな想いを抱えたまま、
未知の国フランスへと旅立ったのでした。





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Comment
この記事へのコメント
やっちゃいましたね~(笑)
サトシにしたら、めちゃめちゃショックですよね。ukainouさんの心が100%自分に向いてないのはわかっていたでしょうし、それでも精一杯ukainouさんのことを思っていたと思うので。
ついうっかり忘れてたっていうのが、一番傷つきますよね。あえて連絡しなかったっていう方が納得します。
とにかく、これが最後の会話になっちゃったんですね?かわいそうなサトシですが、吹っ切れたなら良かったかも(笑)。
それにしても、他人事とは思えないうっかりですわ。似たようなことは結構やってるかも(汗)。
EXの予想外のリアクション!疑う気持ちも持ちつつ、信じたい気持ちが勝ったのでしょうね。
2009/ 05/ 05 (火) 10: 48: 00 | URL | エール # 79D/WHSg[ 編集 ]
エールさん、やっちゃいましたよー。
後になって考えたらエールさんが言ってるように、あえて連絡しなかったというほうがうっかり忘れてたよりましだと思うんですが、あの時はそんな思いも浮かばず、つい本当の事を言ってしまいました…

これでサトシははっきりと、私の中でサトシが占める割合が少ない事に気づいたんだと思います。

その後のサトシの潔さはあっぱれです。

私なんてついずるずる引っ張っちゃう性格なのにさー。

EXの反応は予想外でしたでしょー?

実は空港でもいろいろ熱く語ってたんですが、Eriさんに正解を出されたので、今回でどうしてもサトシの話まで持っていかないといけなかったので、その部分は省いちゃいました。

でも今思い出しても、あの頃のEXは本当に変わりたかったんだと思いますよ。
それは嘘じゃなかったと今でも思います。
2009/ 05/ 05 (火) 12: 51: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
うっあー、ヒドイ!!!(笑)
忘れきられてたですか。
サトシさんの存在感って一体......。
さすがにコレで3ヶ月待つ男はまずいないでしょうねー。
卑怯な考え方をすれば、修羅場にならずにスムーズに別れる事が出来たような気もしますけど......(^^;;)

それにしてもフランス行きを決めてから、サトシさんとの会話はあったんですよね???
3ヶ月もの長期不在なら準備もいろいろあったでしょうに、全く話題に出なかったのは不思議ですよねー。
でも、お付き合いがある男性とラブラブだったら、わざわざ3ヶ月の別離を考える事もなかったでしょうから、心が離れていればこその行動だったんじゃないでしょうか。
潜在的には、別れてもいいという心理があったような気もしますー。
サトシさんには気の毒だけど。
その後は経験値を上げて良い方を見つけて上げてらっしゃると良いですね。
2009/ 05/ 05 (火) 13: 02: 00 | URL | natsummin # 79D/WHSg[ 編集 ]
やったね!
大正解♪
でも、またEXの熱く語るいいところ省いちゃいましたね~
せっかくEXの株を上げるチャンスだったのに。
まさかサトシはEXに空港まで送ってもらってるなんて、夢にも思わないでしょうね~
2009/ 05/ 06 (水) 08: 27: 00 | URL | Eri # 79D/WHSg[ 編集 ]
natsuminさん、自分でも何故サトシに言ってなかったのか不思議なんですが、記憶にはないけど恐らくどこか旅行にでも行こうかなぁって感じの事は話してたんじゃないかと思います。
何せ次の学校が始まるまで半年近く時間があったもんで。

でも実際フランスに行こうって決めてから行くまでの間はとても短かったです。
ブログ上では一応一ヶ月と書きましたが、もしかしたらもっと短かったのかもしれません。
出来事は覚えていても、日にちの感覚はおぼろげなんですよー。

それと例のサトシの彼女の友達たちとの鉢合わせ事件以来、サトシと会う回数が減っていたというのもあるし、フランスに行く前は最後のテスト期間で超苦しんでたので、頭がいっぱいいっぱいですっぽり抜けちゃったんでしょうね。

続く
2009/ 05/ 06 (水) 10: 00: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
それから確かに別れてもいいやっていう気持ちはありました。
というのもブログ上では書けなかったけど、サトシって何でもかんでも割り勘する人だったんですよ。
お互い学生だから基本的に割り勘でいいんですが、100%きっちり割り勘っていうのは私にはちょっと…って感じでした。

もちろん恋人じゃなければ割り勘でまったく問題ないんですけどね。

こういう金銭感覚の相違って大きいですからねぇ…

ナオキはブログ上でも書いたけど割り勘タイプじゃないし、EXもそういう面では男気のある人でした。
そのおかげもあるのか、離婚になった時も金銭面で揉める事はありませんでした。

ってこういう事書いたらやっぱりひんしゅくもんかな?
2009/ 05/ 06 (水) 10: 08: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
Eriさん、ほんと冴えてますよー。
びっくりしたわー。

でもそろそろEXの株を上げないと、何で私が彼と結婚したのかわかってもらえないよねぇ。

もう一回この話を最初から書きなおせるなら、EXの良い所ももっと入れ込むんだけど、今更どうやって株を上げよー。(汗)

つい悪いところばっかりフォーカスしちゃったから難しいなぁ。
2009/ 05/ 06 (水) 10: 19: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
まあねえ。
でも、いいとこ入れてたら話すすまないよね。
話に結婚が迫ってくれば、いいとこ出せるんじゃない?
でも、まだいろいろあるんでしょ♪
フランスでもっ!
2009/ 05/ 07 (木) 07: 55: 00 | URL | Eri # 79D/WHSg[ 編集 ]
Eriさん、まだまだあるよー。
でもあれもこれも書いてたらいつまで経っても話が進まないのが問題だー。
2009/ 05/ 07 (木) 20: 16: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
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