ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
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ボランティアとは?Part.1 「日本人医師と老夫婦」
2008年 05月 13日 (火) 15:53 | 編集


くも膜下出血で入院していた病院でお世話になった日本人医師のA先生と、
(参照→ICU体験記 Part.11 「一般病棟と日本人ドクター」
退院後もたまに連絡を取ってたんですが、
私が退院してから数ヶ月経った頃、
A先生から最近病院に入院してきたばかりの日本人の老人男性の話を聞きました。




彼の話によると、その老人の方は奥さんと二人で、
日本発、ニューヨーク経由でブラジルに住んでいる娘さん夫婦とお孫さん達に会いに行く予定だったらしいけど、
その途中でエコノミー症候群になってしまったらしい。


JFKに着いてすぐに空港近くの病院に搬送されたそうですが、
症状がかなり重く、
その病院ではちゃんとした設備がなかったので、
マンハッタンの病院に移動してきたとの事。



そんな訳で病院内で唯一日本語が話せるA先生が、
担当医との間に入って通訳をしてあげているらしい。



来る予定もなかった右も左もわからないニューヨークの病院に入院することになり、
アメリカに身よりもなく、英語も話せない彼らがとても気の毒で、
できる限りの事をしてあげたいけど、
もうすぐ日本に帰国することが決まっていて、
このまま彼らを残して行くのが心苦しい…



と、彼から聞いて、
もし自分の両親が同じ目にあって、
言葉も通じない、知ってる人も誰もいない異国の地の病院で入院することなったら…
と思うと、いたたまれない気持ちになりました。



それにその老人の奥さんも気の毒で、
どこにも行く所がないので、
ずっと一日中病院でご主人の側に付いているらしいけど、
彼女もかなり年配らしいので、
そのままだと倒れてしまうんじゃないかと心配になりました。



まだ退院して日も浅くてどうしても他人事に思えなかったのと、
自分が入院した時にいろんな人からお世話になった恩返しをいつかしたいと思っていたのもあって、
ちょうど子供たちの学校が休みになってパパの所に泊まりに行く一週間と、
A先生の帰国の日が近いということもあって、
彼とバトンタッチで急遽その老人夫婦のお世話を引き受けることにしました。



とは言っても奇麗事だけじゃなくて、
自分が入院してる間、
自信を喪失されそうな嫌な事もいろいろあったので、
人から必要とされることによって、
そのトラウマが解消できるんじゃないかという気持ちもありました。




人の役に立ちたい。

人から必要とされたい。

人の為に。

自分の為に





そういう思いから始めたボランティア。



もちろん今でもやって良かったと思っていますが、
ある人物の登場によって、
やっぱり私にはボランティアは無理かも?
と思わされることも…



ま、世の中なかなか理想通りにはならないもんですね。





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ボランティアとは?Part.2 「またもやICU」へ行く





Comment
この記事へのコメント
こんにちは。はじめまして。
ICU体験記(&過去記事)を読ませていただきました。
ICUって日本語が通じる日本の病院ですら気が重くなる所なのに
アメリカのICUでの体験はできれば避けたいものですよね。
それでも、無事に回復されて本当に何よりです。
私も、一度だけ(二度目は無いと思いたい)こちらNYで緊急手術を経験しました。手術自体ははじめてじゃないけれど、やっぱり心細かった~。まったく自覚のない、でも生きるか死ぬかの瀬戸際だったので手術になったのです・・・。全身麻酔から起こされたとき、脳内は『アメリカにいる』と覚えていたらしく英語で「い、息ができない~~」と訴えたのを覚えてます(笑)。一泊して翌日には放り出されましたけど。緊急手術って先生も緊迫してたのは、何だったの?ってかんじでした。そこはやっぱりアメリカ保険事情ですね。
AランクBランクの看護師のお話、お~、わかるわかる!ってめちゃくちゃ相槌打ってました~。ボタン押したら来てくれよ~って泣いてたのを思い出しました。

この日本人の老夫婦のお話も楽しみにしてますね。

ポチっとクリックさせていただきました。

2008/ 05/ 13 (火) 22: 52: 00 | URL | chipsalsa # 79D/WHSg[ 編集 ]
chipsalsaさん、コメント&chipsalsaさんの経験談を聞かせていただいてどうもありがとうございます!!
全身麻酔しての手術だったのに、次の日退院だなんて、なんてサバイバル体験なんでしょーー!! こっちで子供を産んだ時も普通分娩だったので次の日退院でしたが、帝王切開の場合は3日間くらい泊まれたはずでした。 ほんと大変でしたね… 
なんてったってこっちは医療費が高いから仕方ないでしょうが…
私の場合も結局2千万くらいかかったようです。半分はすぐに保険会社が支払ったんですが、残りの半分を払い渋りされたので、後は弁護士にまかせてようやく何とかなりました。
ここはやっぱりヒラリーさんに当選してもらって、保険改革してもらわないと、病気になるのが怖くて歳取れないですよー。また追々ブログで書こうと思ってますが、こっちは保険の種類で受けれる医療も変わってくるので、お金で命を買うって感じが嫌です。
こっちの看護婦話にも共感していただいて私の他にも同じ事感じた人がいるんだって思ったら何だかうれしかったです。 これからもちょくちょく遊びに来て下さいね!
2008/ 05/ 14 (水) 01: 02: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
「うれしかった」っていのは言葉が変ですね。失礼!(^^)

2008/ 05/ 14 (水) 01: 26: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
えええっ、自分自身も大病からの病み上がりだというのに、いや、
まだ経過中、退院とはいえど、それなのに、おじいさんの、ボランティアとは、さすが、ukainouさんよ。ほんと、面倒みがいいし、情が深いよね~。あらためて、脱帽!まあ、私もukainouさんに、nyではお世話になった身ですが~。今後も、よろしくねっ!
2008/ 05/ 14 (水) 21: 48: 00 | URL | CHIE # 79D/WHSg[ 編集 ]
CHIEさん、ボランティアといっても自分の心の回復も兼ねてですけどね。あの頃は離婚はするわ、病気になって死にそうになった挙句Bランク看護婦に人間以下の扱いされるわで、セルフエスティームが下がりがちでしたからねぇ。
真の意味のボランティアはなかなか難しいですよ。
ってCHIEさんこそいろんなボランティアに参加していませんでしたか?
2008/ 05/ 14 (水) 22: 02: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
いつも夜遅くにすいません(汗)

やっと時間が作れたので遊びに来ましたw
最近はどのようにお過ごしでしょうか?
ところで…サイトのレイアウトを考える時、
どのような点について注意されてますか?
いつも突然で本当にごめんなさい
2008/ 05/ 16 (金) 00: 13: 00 | URL | sorosoroyattyaou # 79D/WHSg[ 編集 ]
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