ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
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ボランティアとは?Part.5 「感謝の気持」
2008年 05月 27日 (火) 10:47 | 編集


一連の発言で気持ちが萎えかけましたが、 
ボランティアというのは見返りを期待してやるもんじゃないと自分に言い聞かせて、
おじいさんが退院するまで頑張ろうと思いました。



ただA子さんが来たことによっておばあさんの心配は無くなったし、
病院でのお世話もそんなにする必要が無くなったので、
A子さんに何か困っていることがあるか聞きました。



A子さんは一番困っているのは土地勘が無いことだと言ったので、
彼女たちが泊まっているウィークリーマンションの近辺の案内をするをする事になりました。



そして翌日、
彼女たちが泊まってるウィークリーマンションを訪ねて中を見せてもらいました。



そのウィークリーマンションはとても綺麗で清潔感もあり、
台所もついていたのでおじいさんの看病が長引いたとしても、
不自由なく生活ができる環境で安心しました。



ただ台所はあっても生活必需品は無かったので、
それらが手に入る所を案内する事になり、A子さんと二人で出かけました。



二人で街を歩きながらいろんな話をしていると、
昨日の病院での彼女とは違い、結構会話が弾んで和やかなムードだったので、
昨日は初対面だったし、病院だったのでちょっと無愛想な感じだったのかなと思いました。



スーパー、郵便局、銀行の場所など、
A子さんが知りたがっていた場所を案内していると、
だんだんとお腹がすいてきました。



ふと、時間を見ると、すでにお昼を過ぎていました。



A子さんもお腹がすいてるだろうとは思ったけど、
もし私がA子さんだったら、
この状況で一緒にランチをした場合120%私がごちそうしようと思うので、
一人で勝手にそんなの悪いしなぁと思い、
自分からどこかでランチを食べましょうとは言えないでいました。



でも私は空腹だと機嫌が悪くなってしまうので、
ちょうどこれから行こうと思っていた日系のベーカリー屋のザイヤで簡単な物を買って食べようと思いました。



そこだと手ごろな値段でおしいい物が売っているので、
もし彼女が払うと言ってもそんなに気を使う金額ではありませんでした。



でもたとえ彼女がそう言ってくれたとしても、
その気持ちだけ有難く頂いて、自分で払おうと心に決めていました。



でもできるだけ彼女に気を使わせないようにしようと思い、
ザイヤに着いて彼女に、



「ここで何か買って食べながら休憩しましょう」



と言った後、さっさと自分の食べるものを選んで、
彼女が払うと言い出す前に会計を済ませちゃおうと考え、
急いでレジに並びました。



並んでる最中もいつ背後から彼女がやってきて、



「ukainouさん、それ私のやつと一緒に払いますから~~」



と言われるんじゃないかとハラハラしながら、
ふと、もう一つある別のレジのほうに目を向けると、
A子さんが私より少し前の位置で、
自分の食べるものをしっかり持ってとっとと並んでいるのが見えました…



勝手に、



「ukainouさんには私が来る前からいろいろお世話になってるんですから、
 これくらい私に払わせて下さいよー」



「いえいえ、私が好きでやってることですから気を使わないで下さい。
 その気持ちだけで十分嬉しいです」



という会話を想像していた私は、
まったくそんな素振りも無しで、
とっとと自分の分だけ持ってレジに並んでるA子さんの姿を見て、




あのさー、 
いくら自分で勝手によかれと思ってやっていたことだとしても、
今まで私がおばあさんに持参した差し入れの合計ってここの金額よりもっと多いんだよー。

それに病院に行くのだって、
今日こうやって来たのだって交通費かかってんだよー。

それもお金が有り余ってるならともかく、生活切り詰めてる中から出してんだよー。

それよりも何よりも、ほんとはこんなセコイ事考えたくないんだよーーーー!

こんな事思ってる自分も嫌になってくるやんか。

いくらボランティアとは言え、感謝の気持ちを期待するのって間違ってる?

感謝の気持ちを期待することも見返りを期待してることに入るんだったら、




やっぱり私にはボランティアは無理!




と思ってしまいました。 (←やっぱり空腹なので切れちゃった)




普段ボランティアをしてる人達って、
感謝の気持ちが感じられなくても不満に思わず、
最後まできちんと仕事を成し遂げられるのかな?



見返りはいらないと思い込んで始めたボランティアだったけど、
やっぱり感謝の気持ちは欲しかった。



私はA子さんじゃないので、感謝の気持ちが本当になかったのか、
それとも少しでもあったのかはわかりませんが、
感謝されていると感じずにモチベーションを保つのは厳しいので、
ボランティアって難しいなとつくづく思いました。



でも、それじゃやらなきゃ良かったか?と問われると、
いろんな意味で良い経験になったのでやって良かったとは思っています。




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Comment
この記事へのコメント
Kさん、コメントどうもありがとうございます。
私の気持ちを理解していただいて嬉しいです。
今回自分の内心を書きながら、我ながらセコイかなぁって思ったので、これを読んだ人の反応がちょっと心配でした。
皆が皆同じ価値観を持ってるわけじゃないので、
自分が期待したことが相手から返ってこなくても仕方ないと頭ではわかっていても、なかなか心がついていかないです~。
どうやったら感謝の気持ちも期待せずに、赤の他人の為に行動できるのか興味もありますが、ではあなたもそうなりたいか?と問われたら、何だか仙人みたいで人間味がないなぁって思っちゃうので私はNOです。
私って典型的な「豚もおだてりゃ木に登る」タイプなもんで…

これからもちょくちょく遊びに来て下さいね!
2008/ 05/ 27 (火) 12: 53: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
いやいや、ボランティアって本当に難しいですよ!
私も去年身をもってそう思いました(>_<)
去年私貧しい国を中心に旅をして、自分にできることがあったらしてあげたい
なんて思ってたんですが、行ってみると自分はなんて浅はかだったんだろうと思いましたよ。
それがあって、普段ボランティアをしてる人たちって
本当にすごいなぁと気づかされました。
だからukainouさんが思われたことは自然なことだと思います。私がukainouさんの立場だったらおなじことを思ったと思います(^^;
2008/ 05/ 27 (火) 13: 34: 00 | URL | harihari # 79D/WHSg[ 編集 ]
harihariさんもボランティアされたことがあるんですね。
それも貧しい国でだなんて、余計価値観も違うだろうし、必要とされるレベルも違うだろうし、いろいろ大変だったんでしょうね。
一体どんな事があったのか興味津々です。


2008/ 05/ 27 (火) 14: 59: 00 | URL | ukainounyc # 79D/WHSg[ 編集 ]
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