ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
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腹違いの妹 パメラ 2 「私とEX (元夫) 98 」
2009年 11月 12日 (木) 06:11 | 編集
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その日以来、
私もEXも学校とバイトで忙しくてほとんど家にいなかったけど、
パメラは特に外出している気配はなく、ずっと家にいるようでした。
 
 
 
 
本当にちゃんとアパート探ししているのかなぁ…
 
 
 
 
と思いながらも、
あまり急かしても可哀想なので、何も言わずに見守るスタンスでいました。
 
 
 
ただ彼女がいる事によってそれなりに気を使うし、
ただでさえ忙しくてEXと話す時間がないのに、
彼女がいる事によって二人で過ごす時間がなくなってしまい、
徐々にイライラがつのっていきました。
 
 
 
それにEXと似ても似つかない彼女の顔を見る度に、
本当に妹なんだろうかという疑惑が私の中で少しずつ出てきていました。
 
 
 
そしてパメラがうちに来て一週間が過ぎた頃、
たまたま彼女とキッチンで一緒になったので、
二人で食事をしながらいろんな話をしました。
 
 
 
ただ彼女の英語はそれまで聞いた事がない、
独特の訛りのある英語だったので、
彼女が興奮して早口で話しだすと、
何を言ってるのか私には聞き取れない事がよくありました。
 
 
 
 
「パメラの英語って、
 テレビで聞くブリティッシュイングリッシュともちょっと違うような感じだけど、
 イギリスのどこか地方の方言なの?」
 
 
 
「え? ブリティッシュイングリッシュ??(笑)
 そんな訳ないじゃなーーーい!
 私の訛りって私が住んでいた○○州(聞いたけど忘れた)の訛りなのよーー。
 特徴あるでしょ?」
 
 
 
「へぇ、そうなんだ…
 でもそこには数年しか住んでないんでしょ?
 それなのにイギリス英語よりそっちの訛りのほうが強いの?」
 
 
 
「あっ…… う、うん、そうなのよ…」
 
 
 
「ふーーん…」
 
 
 
 
二人の間に何とも言えない気まずい空気が流れ、
視線を逸らしたままソワソワしだしたパメラを見ていると、
それまでの根拠がなかった疑惑が私の中で確信へと変わっていきました。
 
 
 
 
するとパメラは突然、
 
 
 
 
「……あっ、もうこんな時間だ。
 今日はこれから知り合いと会う予定なの。」
 
 
 
 
と言って、そそくさとその場から立ち去っていきました。
 
 
 
 
彼女の様子から、
 
 
 
 
やっぱりパメラは妹何かじゃなかったんだ。
 
 
 
 
と確信し、EXに対して怒りが沸々とこみ上げてきました。
 
 
 
 
EXがパメラと男女の関係がないのは女の直感でわかっていましたが、
何でそんな嘘をつく必要があるのか私には理解ができませんでした。
 
 
 
私もそれまでいろんな人たちに親切にしてもらってきた経験があるので、
彼が正直に事情を話してくれていたら、
彼女をヘルプしてあげる事にはまったく問題がありませんでした。
 
 
 
それなのにどうして真実を話すのを避けて、
自分の親を貶めるような嘘までついて別のストーリーを作り出すのだろう。
 
 
 
その日の夜、仕事から戻ってきた彼を問い詰めましたが、
結局彼は最後まで白状しませんでした。
 
 
 
彼は話し合いの最中、うまく問題の本質を摩り替えて、
 
 
 
 
ukainouに迷惑かけてごめんね。
 僕も彼女はすぐにアパートを見つけて出て行くと思っていたんだ。
 それなのにアパートが決まりそうな気配もないし、僕も戸惑っていたんだ。
 パメラには明日必ず出て行くように言っておくから… ごめんね」
 
 
 
 
とただ何度も謝るだけでした。
 
 
 
そして次の日、私が目覚めた時にはすでに彼女はいませんでした。
 
 
 
彼女がいなくなった事で実際直面する問題は解決しましたが、
EXが最後まで真実を話してくれなかった事によって、
もしかしてパメラは本当に彼の妹だったのかもと思う時もあり、
もしそうならあんなふうに追い出してしまった事に罪悪感が残りました。
 
 
 
虚言癖の人間と付き合うということは、
まるで濃い霧の中を手探りで歩いているような状態で、
真実は常に霞んでいて、はっきりと見える事はありません。
 
 
 
知る必要がないものは知らなくて良いという性格の人となら、
こういう人ともうまくやっていけるのでしょうが、
すべてを知りたい性格の私と彼とでは、
所詮うまくいくはずがない相性だったという事に、
この頃の私も彼も気づいていませんでした。





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Comment
この記事へのコメント
ネタの宝庫ですね
2009/ 11/ 12 (木) 12: 34: 57 | URL | LAUGH # -[ 編集 ]
真実は霧の中?
う~ん、彼はとうとう口を割らなかったのね。そこもすごいと思うわ。私なら真実を黙ってはいられない。ま、そこが病気なんだからしかたないのかしら。
ukainouさんが親切に彼女を泊めてあげていたことも私にはすごいと思う。私には無理かも。
2009/ 11/ 12 (木) 12: 53: 30 | URL | coreen # -[ 編集 ]
LAUGHさん
ほんま、ネタの宝庫でしょー。
おかげでなかなか結婚まで話が辿り着きませんわー。(^_^;)
2009/ 11/ 12 (木) 13: 49: 32 | URL | ukainou # w1ZxAyKM[ 編集 ]
coreenさん
私も問い詰められたらすぐに口を割るタイプなので、彼のしぶとさには毎回辟易させられましたよ。

いろいろ物的証拠を集めてぐうの音も出ない状態まで追い込んで白状させる事ができた時は、その瞬間だけ勝利の喜びを感じますが、それと同時にどーーっと落ち込むんですよねぇ…

結局真実を知っても落ち込むし、嘘をつき通されても落ち込むんです。

だから嘘は嫌いですーーー!
2009/ 11/ 12 (木) 13: 58: 45 | URL | ukainou # w1ZxAyKM[ 編集 ]
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