ニューヨーク生活20年で経験してきた様々な実話集。 好きだから別れるしかなかった。そして別れてから始めて気づく事。新連載スタート。
それでもやっぱりニューヨークが好き
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ジーザスの血の涙 「私とEX (元夫) 101 」
2009年 11月 28日 (土) 13:32 | 編集
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛へ
ランキングに参加してます。 上の二つクリックよろしく。



実はEXとは過去に一度、宗教に関して一悶着起きた事がありました。
 
 
 
EXは敬虔なクリスチャンという訳ではなく、
日本人のように年に1,2回、行事がある時だけ教会に行くタイプだったので、
彼と一緒にいても宗教を意識する事はほとんどありませんでした。
 
 
 
そんなある日、何かの話の流れで、
アダムとイブが人類の祖先だとEX本気で信じている事を知って、
唖然としてしまいました。
 
 
 
進化論については学校で一度も教えられた事がないらしい。
 
 
 
そんな彼に私が知ってる限りの進化論を説明すると、
 
 
 
 
「人間が猿だったって本気でそんな事信じてるの???
 絶対そんな事はありえないよ!」
 
 
 
 
と断固として言い切られ、ついカチンときてしまった私は、
進化論についての資料やビデオを借りてきて、
アダムとイブが人間の始まりだという考えがいかにナンセンスか説明しました。
 
 
 
その上、ヒートアップしてしまった私は、
 
 
 
 
「あなたの宗教によれば、神を信じていれば悪い事をしたって、
 懺悔さえすれば許されてノアの箱舟に乗れるというのに、
 何で私の両親のように真面目に生きてきて何の悪い事もしていない人間が、
 ただ無宗教っていう事だけで溺れ死なきゃいけないの?
 自分を信じているヤツは助けるけど、
 そうじゃないヤツは死ねばいいなんて高慢な考えが神の教えなの?」
 
 
 
 「宗教が本当に人の為になるものなら、
 どうして宗教の名の元に戦争が起きて、多くの人々が殺されてきたの?」
 
 
 
 
と、それまで心の中で思っていた宗教に関する疑問を、
次々と彼に浴びせかけました。
 
 
 
すると最終的に彼は、
 
 
 
 
「確かに矛盾している部分もあるけど、
 それはその疑問に答えられるだけの知識が僕にないからだと思う。
 ただアダムとイブに関しては考えて見ると確かにおかしい。
 君が言うように科学が発達していなかった当時の人たちに、
 分かりやすく説明する為のストーリーだったのかもしれない。」
 
 
 
 
と、うな垂れるように言いました。
 
 
 
アダムとイブに関して自分の主張が認められた私は、
その日の夜、すっきりした気分で眠りにつきました。
 
 
 
 その翌朝、EXのすすり泣く声で目が冷めました。
 
 
 
驚いた私は一体何が起きたんだろうと思い、
隣で背中を向けて寝ていた彼に声をかけました。
 
 
 
 
「どうしたの? 泣いてるの?」
 
 
 
「あ… 夢だったのか…」
 
 
 
「夢見てたの? 何だか泣いてたみたいだけど、一体どんな夢見たの?」
 
 
 
「……うん。 実はさ、寝てたら何か気配を感じたので、
 うっすら目を開けて見たら、僕の隣にジーザスが立ってたんだ。
 そして僕の事を悲しげに見下ろしてたんだ。」
 
 
 
「ジーザスが?」
 
 
 
「うん。 びっくりして飛び起きて、
 一瞬でも神の事を疑った事を謝ったんだけど、
 ジーザスは何も答えてくれなくて、
 悲しげな顔のまま、突然血の涙を流したんだ。」
 
 
 
「僕は必死で謝り続けたんだけど…
 神はもう僕の事を許してくれないかもしれない…」
 
 
 
 
そう言ってEXは目を潤ませました。
 
 
 
 そんな彼を見ていると、罪悪感が一気に広がり、
 
 
 
 
「ごめん、私、調子にのってやり過ぎた。 ほんとごめんね」
 
 
 
 
と言ってEXを抱きしめました。
 
 
 
 
人間の祖先がアダムとイブであろうが、猿であろうが、
そんな事は今の私たちに何の関係もない事だし、
結局のところ、何が真実かなんて誰にもわからない。
 
 
 
 それなのに彼が子供の頃からずっと信じてきた事を、
否定する権利は私にはない。
 
 
 
 

彼は彼で信じるものがあって、私は私で信じるものがある。


それで良いんだ。


誰もそれを否定する権利はないんだ。 
 
 
 



相手を理論で打ち負かして、
勝利の気分を味わっていた自分を反省しました。
 
 
 
それ以来、私たちの間で宗教に関して議論する事はなくなりました。
 
 
 
彼も私に無理に神を信じさせようとしなかったし、
私も彼の宗教をリスペクトするようになりました。
 
 
 
そうやって彼の宗教をリスペクトしていたからこそ、
神を信じていない私が洗礼を受ける事に抵抗はありましたが、
結局のところ、宗教を持っている人間より、
持ってない人間のほうが相手に合わせやすいので、
私が彼に合わせる事に決めたのでした。





ただ今「離婚ブログランキング」と「北アメリカランキング」に参加してます。
あなたの応援クリックで更新意欲倍増です。

人気ブログランキングへ
ブログランキング


「国際恋愛ブログランキング」にも参加してみました。
こちらもポチッとお願いします!

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際恋愛へ
にほんブログ村





教会への初訪問 「私とEX (元夫) 102 」  へ行く




Comment
この記事へのコメント
寒くなってきましたね。
テレビでNYの感謝祭パレードの風景があっていたので
『いつか本物をみたいなぁ』と思いながらみていました。

宗教問題は難しいですね。
日本人は神社にいったりお寺にいったり
クリスマスをお祝いしたりという八百万なやり方が多いですが
一神教を信じている人々からみたら信じられない光景でしょうね。
2009/ 11/ 29 (日) 09: 20: 46 | URL | はなねこ # 7Y95iKUQ[ 編集 ]
はなねこさん
実はサンクスギビングのパレードって一度も見た事ないんですよー。

結婚していた頃はサンクスギビングの日はうちでターキー焼いてパーティをしてましたが、別れてからは毎年シングルマザーズ会の面子で集まってパーティしてます。

話は変わって、私は日本人の「宗派なんて関係なく、楽しい行事は何でもかんでも取り入れちゃえ~~」っていうところ好きなんですよー。

まぁ、それもこれも確かに日本人は八百万の神がいるという考えがあるから、他宗の行事も難なく受け入れられるんでしょうね。
2009/ 11/ 29 (日) 15: 47: 44 | URL | ukainou # w1ZxAyKM[ 編集 ]
難しいですよね。。。
私も彼と別れた原因の一つが宗教でした。 熱心なクリスチャンだった彼は虹は神が作ったモノだと本当に信じてるのにはびっくりしました。
私は無宗教ですけど「御守り」を批判された時はむかつきましたね<`ヘ´>
2009/ 11/ 29 (日) 20: 12: 07 | URL | kyoko # zbT7meO.[ 編集 ]
kyokoさん
虹もですかー?!

まぁ、創造論VS進化論や、宗教の議論は不毛な争いで終わるので、お互い相手の信じてる事をリスペクトして、ジャッジし合わないのがベストだと思いますわー。

でもまぁ、自分にとって有り得ない事を相手が真面目に信じていたりすると、ついつい余計な一言を言いたくなってしまうので、できればパートナーは同じ考え方の人とのほうが楽でいいですよね。
2009/ 11/ 30 (月) 04: 30: 05 | URL | ukainou # w1ZxAyKM[ 編集 ]
コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
 copyright (C) それでもやっぱりニューヨークが好き all rights reserved.

まとめ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。